#57 吉田宣弘選手 出走前
#72 山岸洋之選手 出走前
#28 片山義章選手 出走前
#1 友浦淳成選手
#43 小川陽三選手
#5 小野拓哉選手
#7 バイエルン松尾選手と#72 山岸洋之選手のバトル
#11 村瀬和也選手
#12 千坂勉選手
#17 白石隆選手
#19 永井秀貴選手
#28 片山義章選手
#38 Aki Miyazaki選手
#51 福田詩久選手から吉田、片山選手のバトル
#57 吉田宣弘選手
#60 竹野崇選手
#95 兒島弘訓選手
2014年 岡山S-FJシリーズチャンピオン 牧野任祐選手
2014年 岡山FJ1600シリーズチャンピオン 兒島弘訓選手
すでにシリーズチャンピオンは、第4戦で 牧野任祐に決定しているS-FJ岡山。最終戦、早朝の雨は上がったが気温は低いまま。8時50分、予選が始まる。ここでも牧野が1分38秒583を刻み、終始トップタイムを譲らずポールを獲得する。2番手には片山義章、続いて福田詩久と続く。FJ1600は、タイトル争いがかかった兒島弘訓が1分44秒302で、総合でも9番手の位置につけた。
決勝は日差しがさす天候となった。全17台がグリッドに集結。シグナルが消え、フロントロウから福田が抜群のスタートを決めて、1コーナーをトップで周っていく。牧野がその背後に迫り、片山、吉田の順で2周目に突入した。福田も必死に順位を死守するが、ダブルヘアピンの1つ目で牧野がトップに浮上、そこから牧野は独走状態を形成する。2周目を終えた時点で、牧野、福田、吉田、片山、Aki Miyazaki、バイエルン松尾、山岸洋之の順に。牧野の独走に対し、2位争いが福田、吉田、片山となり、ワンミスが命取りという状態。福田がタイム的に少し有利か……吉田が片山を牽制する。吉田は片山を阻止しながらも、前を行く福田を抜きにかかろうとするが、あと一歩が届かない。
中盤に差し掛かり、5位争いのバイエルン松尾と山岸の接近戦が白熱していた。そのままチェッカーを受ければ、シリーズ3位となる山岸だが、少しでも順位をアップさせたいところ。両者の差は1秒以内、その背後には、Miyazakiも迫っていた。一方、トップ走行の牧野は、周回ごとに1〜2秒のリードを広げていき、周回遅れも出すほど。最終的に2位の福田に21.469秒もの大差をつけ、全戦ポール トゥ ウィンを成し遂げた。2位はそのままの順位を保った福田、3位に岡山初参戦の吉田が片山を阻止して、表彰台をゲットした。
シリーズ順位だが、2位に片山、5位争いをしてい松尾に一歩及ばず、6位チェッカーの山岸が、シリーズでは3位獲得としている。
FJ1600は、兒島が第3戦からの出場で、見事3連続優勝を飾ってシリーズチャンピオンを決めた。現在、ランキングトップの小川陽三は、オープニングでスピンを喫し、グラベルへ嵌ってしまった。復帰することが出来ずにタイトル争いから脱落、悔しい最終戦になってしまった。2位に竹野崇、3位に加藤洋一と続いた。
第5戦 優勝:S-FJシリーズチャンピオン #61 牧野任祐
「予選はフロントタイヤに熱が入らぬまま、終わってしまいました。あと2周くらいあったら37秒台に入れたと思います。スタートは普通にいったつもりでしたが、福田さんが速かったです! ブロックしようなんて思う暇なかったですね。なんとか今回、コースレコードを獲りたかったんですけど……(平川亮選手の記録を抜きたかった)。
1年間通して思ったことですか? 鈴鹿も厳しいけど、岡山も決して楽なサーキットじゃないかなと思います。結構走り込みました。でも最終的には日本一で勝たないと意味ないんで、来週はチャンピオンになります! (実際、12/7の日本一決定戦ではチャンピオンに輝きました) 」
第5戦2位 #51 福田詩久
「スタートは我ながら抜群でしたね。牧野選手のコントロール力に、どれだけついていけるかと思っていたのですが、2周しかもたなかった(苦笑) 2番手になって、後ろの二人がバトルをしていたので、その点は楽でした。ずっとミラーを見ながら、一定の間隔を保つようにしていましたし。岡山は来年も参戦予定にしています」
第5戦3位 #57 吉田宣弘
「予選はここ一番のアタックラップで、大失敗。想定よりも1秒遅かったです。まあ、練習不足ですね。決勝で、後ろの片山選手は何とか抑えられると思っていたんですが、前を走る福田さんはちょっと無理でした。スタートで一気に行ってしまおうと思っていたけど、ちょっと様子見。福田さんのあまりにも凄いスタートにびっくりして(笑) 岡山は楽しいコースだと思うので、また参戦したいですね」
第5戦 優勝:FJ1600シリーズチャンピオン #95 兒島弘訓
1位:シリーズチャンプ 兒島選手
「予選は路面温度が低くて納得いくラップが刻めなかったんですが、運よくポールを獲れてよかったです。決勝では路面状況も良くなり、スタートも満足できました。ただ、ラップに関しては前戦のほうが良くて……。微妙ですね(苦笑) 第3戦から参戦(四輪デビュー)したのですが、まさかのタイトル争いに絡め、この戦で優勝すれば……という可能性が出てきたので、ベストを持って挑みました! 本当に嬉しいです」
< 第5戦 2位:FJ1600 #60 竹野崇 >
「予選はセットが決まらず、路面が低かったのもあり苦労しましたが、なんとか自分の走りに持って行けたかなあと思いました。決勝はスピンして後退したのですが、なんとか怒涛の追い上げをして、ここまで上がれたのでよかったですね」
リタイヤ:(シリーズチャンプに絡んでいた) #43 小川陽三
「スタートは決まって“イケるな”と思っていたのですが、丁寧に走っていたのにリアがいきなり出てしまって……回ってしまいました。タイトルがかかっていたんで、いやはや予想もしない展開。欲張ってましたね〜、今日勝ってタイトル獲れたらいいな〜、なんて思ってたんで(笑) 来年,S-FJに代わると思いますが、頑張ります! 」