2014年S-FJ 富士シリーズ第4戦 

9月20日(土) 予選  9月21日(日)決勝
富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:13台


9月20日(土) 10時10分予選スタート
天候:曇り コース:ドライ 気温:19℃ 湿度:49% 路温:20℃

シリーズチャンピオンを狙う神村選手は2連勝をかけて第4戦に挑む。20分間の予選では、牧野選手が唯一1分51秒台をマークしてポールポジションを獲得。今井選手、鹿島選手と続き、神村選手は7周目にベストラップを出したものの、平選手が全くの同タイムを先にマークしており、規定により平選手より後に同タイムをマークした神村選手は5番手となった。大久保選手は8位、10位に草野選手が入り、長谷川選手は11位で翌日の決勝に備える。

9月21日(日) 8時49分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:19℃ 湿度:48% 路温:24℃

5番手スタートの神村選手だったが、スタート直後の1コーナーコーナリング中に、右後方から攻めてきた車両とわずかに接触、スピンしてしまい、コース真ん中で止まってしまう。神村選手は最後尾に転落し、シリーズタイトル獲得に向け少しでもポイントを稼ぐべく追い上げを期する。
大久保選手はスタートを決め7番手にポジションを上げてアウトから1コーナーに進入。神村選手と他車の接触に乗じて3台パスして8番手スタートから一気に4位に浮上する。するとレースはトップの牧野選手、2位今井選手、3位平選手、4位大久保選手の4台が抜け出しバトルを展開していく。
大久保選手はオープニングラップ最終コーナーで3位の後ろにつくと、スリップストリームを利用してコントロールライン付近で3位に浮上する。しかし、パスされた平選手も粘りを見せ、サイドバイサイドのまま1コーナー〜コカコーラコーナーを抜け100Rへ。すると、100Rでインにポジションを取った平選手にパスされ、大久保選手は再び4位に後退してしまう。そのバトルの間に後続から鹿島選手、赤堀選手の2台が接近。大久保選手はさらに鹿島選手、後続の赤堀選手にもパスされ6位に後退。4周目には7位までポジションを落としてしまう。
その間、神村選手は1台ずつ確実にかわして少しずつ順位を上げていき、ファイナルラップで長谷川選手をパス。最後は鹿島選手がピットインしたために各選手ポジションを1つずつ上げ、大久保選手は開幕から4戦連続入賞となる6位、神村選手は入賞まであと一歩の7位、長谷川選手は9位、草野選手は10位でチェッカーを受けた。
牧野選手はトップ集団の混戦を抜け出し、最後は11秒差をつけて優勝、今季2勝目を上げた。2位には今井選手、3位に平選手が入った。

2014富士Rd.4予選リザルト

2014富士Rd.4決勝リザルト