カテゴリー別アーカイブ: 鈴鹿シリーズ

2017 鈴鹿クラブマンレース Final Round / 2017 S-FJ日本一決定戦 スーパーFJ レースリポート

■開催概要

  • シリーズ名称:2017鈴鹿クラブマンレースFinal Round/2015 S-FJ&F4日本一決定戦
  • 主催 :オムニバスカークラブオブカンサイ(OCCK)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
  • 協力 : ARC・AASC・ARCN・チーム淀・KRHC
  • 会場 : 鈴鹿サーキット フルコース(5.807km)
  • 参加台数 : 42台
  • 開催日 : 2017年12月9日(土)、10日(日)
  • 天候 : 晴れ
  • 路面 : ドライ

 

12月9日(土)、10日(日)の2日間、鈴鹿サーキットフルコースで「2017鈴鹿クラブマンレースFinal Round/2017S-FJ日本一決定戦 」が開催されました。

鈴鹿サーキットで2年ぶりとなるS-FJの日本一決定戦は42台が参戦しました。

A、Bの2グループに分かれて12月9日(土)に公式予選と6周による第1 レグが行われ、各グループで1台ずつが脱落します。そして10日(日)は、第1レグで勝ち上がった上位20台ずつが決勝レースで日本一を目指します。

 

第1レグのAグループは、鈴鹿チャンピオンの山内飛侑選手が予選トップの鈴木智之選手を抑えトップでゴール。Bグループでは、もてぎチャンピオンの小倉祥太選手が名取鉄平選手を抑えてゴールしました。一方、Bグループ予選2位の岡山チャンピオン岡本大地選手は、スタート直後にギアトラブルで無念のリタイヤでファイル進出は出来ませんでした。

 

ファイナルのポールポジションは小倉選手、その横に山内選手が並びます。スタートを決めたのは小倉選手、2番手に山内選手を1コーナーでかわした名取選手が上がります。オープニングラップを終えたところで、ヘヤピンコーナーの接触事故でセフティーカーが導入されレースは振出しに。リスタート後は小倉選手、名取選手、山内選手が三つ巴のトップ争いを展開。5周目の1コーナーで名取選手がトップに立つと8周目には130Rで小倉選手が抜き返す激しいバトルが繰り広げられます。9週目のスプーンコーナーで再びトップを奪い返した名取選手が最終ラップまでトップを譲ることなくトップでチェッカーを受け日本一決定戦を制覇しました。その後方では、鈴木選手が吉田宣弘選手との激しい4位争いを制しました。

2017 鈴鹿クラブマンレース Round6 スーパーFJ レースリポート

■開催概要

  • シリーズ名称: 2017 鈴鹿クラブマンレース Round6
  • 主催 :中日本自動車短期大学レーシングクラブ(ARCN)・

鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)

  • 協力 :AASC・ARC・チーム淀・OCCK・KRHC
  • 競技 : JAF公認・準国内格式 公認番号2017-2006
  • 会場 : 鈴鹿サーキット 国際レーシング東コース(2.243km)
  • 参加台数 : 21台
  • 天候 : 雨
  • 路面 : ウェット

 

10月29日、鈴鹿サーキット東コースで「2017 鈴鹿クラブマンレース Round.6」が開催されました。台風22号の影響で朝から雨。更に台風接近により悪天候の中でレースは行われました。ランキング2位の名取鉄平選手は全日本カートに参戦するため欠場したためにチャンピオン争いは山内飛侑選手と鈴木智之選手に絞られました。

 

予選は、鈴木選手がポールポジションを獲得。僅か0.007秒差で山内選手が着け、3位に宮島雄太選手と続きます。

 

レースはセーフティカーの先導によりスタート。 ポールポジションスタートの鈴木選手がホールショットを奪い、2番スタートの山内選手がそれに続きます。鈴木選手、山内選手、宮島選手、荒川麟選手の順でオープニングラップを終えます。その後、それぞれが単独状態で周回を重ねます。レース中盤から山内選手のペースが良く、ファステストラップを塗り替えながら鈴木選手に迫ります。しかし、その山内選手が14周目の最終コーナーでコースアウトをしてしまい、鈴木選手がトップチェッカーを受けて今季2勝目を飾りました。

勝利を逃しましたが、ポイントリーダーの山内選手が2位でレースを終えたことにより、山内選手のチャンピオンが決定しました。

2017 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース 2017 S-FJドリームカップレースレポート

今年も「2017 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース」のサポートレースとして「2017 S-FJドリームカップレース」が10月6~8日に鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周・5.807km)で開催されました。今年で5回目となるドリームカップレース、ステップアップを目指す17才から29才までのドライバーが全国から参戦し、激しい戦いを繰り広げました。

 

予選

金曜日の公式練習は激しい雨の中で行われ、何度も赤旗が出る状況でまともに練習ができない状況でした。予選当日は曇り、前日から激しく降った雨の影響で予選の行われる時には雨も上がり上空も明るくなってきました。ただ、路面はまだウェッコンディション。予選は乾きつつある路面で行われました。

目まぐるしくコースコンディションが変わる中、遠征組の元気が良く、ポールポジションを獲得した岡本大地選手は岡山シリーズ、2位小倉祥太選手は関東シリーズをメインに活動中です。その後ろに3位岡田琢也選手、4位名取鉄平選手と続きます。

 

決勝

決勝は秋晴れの中8周で行われました。

スタートはポールポジションから抜群のスタートを決めた岡本選手がトップで1コーナーへ。2位は予選4位の名取選手、3位は予選5位の山内選手、4位は予選6位の荒川選手がそれぞれジャンプアップしオープニングを終了、予選2位の小倉選手は5位までポジションダウンしました。2周目にトップを走る岡本選手がデグナーコーナーで痛恨のスピン、マシンを立て直したものの5位までポジションダウン。これでトップは名取選手、2位に山内選手が浮上。しかし、3周目に名取選手がスプーン進入でスピンしこれを避けようとした山内選手が接触してトップ2台がリタイヤすることとなりました。序盤から波乱続きのトップグループ、3台のアクシデントでトップに立ったのは2周目に荒川選手をパスした小倉選手です。一時は5位まで順位を落とした岡本選手も2位まで順位を挽回し、小倉選手へ迫ります。小倉、岡本、荒川の3選手は4位以下を引き離します。6周目に岡本選手が130Rでアウトから並びかけトップに返り咲くとこのまま逃げ切り優勝を飾りました。2位は小倉選手、荒川選手の順でチェッカーを受けました。

2017 鈴鹿クラブマンレース Round5 スーパーFJ レースリポート

■開催概要

  • シリーズ名称: 2017 鈴鹿クラブマンレース Round5
  • 主催 :淀レーシング(チーム淀)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
  • 協力 :AASC・ARC・ARCN・OCCK・KRHC
  • 競技 : JAF公認・準国内格式 公認番号2017-3003
  • 会場 : 鈴鹿サーキット 国際レーシング西コース(3.475 km)
  • 参加台数 : 26台
  • 天候 : 晴れ
  • 路面 : ドライ

 

9月10日、鈴鹿サーキット西コースで「2017 鈴鹿クラブマンレース Round.5」が開催されました。今シーズン最後の西コースでのレースです。今回も26台と開催された6レースの中で最も多いエントリーがありました。

 

予選は15分間、ドライコンディションの中で行われました。

0.08秒差で見事ポールポジションを獲得したのは名取選手でした。2位に山田選手、3位に前田選手と続きました。

 

レースは、スタートディレイにより一周減算、13周で行われました。スタートで名取選手が好スタートを決め130へ。4番グリッドの山内選手が2番手にジャンプアップ。名取選手、山内選手、前田選手がトップグループを形勢 、鈴木選手、荒川選手らが先頭集団を追います。周回を重ねるごとに名取選手が毎ラップ約1 秒近い差を広げ最後まで安定した走りでポールtoウィンを飾りました。2位以降も大きな変動はなく2位山内選手、3位前田選手が入りました。

2017 鈴鹿クラブマンレース Round3 スーパーFJ レースリポート

■開催概要

  • シリーズ名称: 2017 鈴鹿クラブマンレース Round3
  • 主催 :オムニバスカークラブオブカンサイ(OCCK)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
  • 協力 :AASC・ARC・ARCN・チーム淀・KRHC
  • 会場 : 鈴鹿サーキット 国際レーシングフルコース(5.807km)
  • 参加台数 : 27台
  • 天候 : 晴れ
  • 路面 : ドライ

 

7月5日、鈴鹿サーキットフルコースで「2017 鈴鹿クラブマンレース Round.3」が開催されました。今年からエンジンが低価格で販売される事とフルコースでのレースということもあり27台のエントリーがありました。

予選は15分間、ドライコンディションの中で行われました。

0.08秒の中に3台が犇めく激しい予選で見事ポールポジションを獲得したのは、スーパーFJ岡山シリーズで2連勝中の岡本選手でした。、2位に名取選手、3位に山内選手と続きました。

レースは、ポールポジションの岡本選手がトップを守り1コーナーに進入します。一方、予選2位の名取選手はエンジンストールをしていまい後続に飲み込まれてしまいます。2位には予選3位の山内選手が上がり岡本の背後に付けます。

山内選手が1周目のシケインでアウトから岡本選手選手がをパス。トップに浮上します。

トップ2台のペースは速く、3位以下を引き離し始めます。周回を重ねる度に山内選手と岡本選手のバトルは激しくなっていきます。ファイナルラップのシケインで山内選手がアウトから岡本選手に仕掛けるももオーバーラン。これで万事休す。優勝は岡本選手、2位には山内選手。その後方では、スタートでストールした名取選手が中断から追い上げて見事3位でレースを終えました。

2017鈴鹿クラブマンレース Round2 スーパーFJ レースリポート

■開催概要

  • シリーズ名称: 2017鈴鹿クラブマンレース Round2
  • 主催 : 熱田レーシングクラブ(ARC)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
  • 協力 : OCCK・ARCN・KRHC・AASC・チーム淀
  • 会場 : 鈴鹿サーキット 西コース(3.475km)
  • 参加台数 : 20台

 

3月26日、鈴鹿サーキット西コースで「2017鈴鹿クラブマンレース Round2」が開催されました。開幕戦から約1ヶ月で第2戦とインターバルも短く、ドライバー、チームにとっては大変ですがこの2連戦がシリーズに大きく影響しますのでとても重要なレースです。

 

予選は15分間、ウエットコンディションの中行われました。

見事ポールポジションを獲得したのは2年目の鈴木智之選手、鈴鹿では初のポールです。2番グリッドに名取鉄平選手、3番手に宮島雄太選手と続きます。

 

レースはポールポジションからスタートした鈴木様選手が見事なスタートを切り130Rに先頭で入り、2番手に名取選手が続きます。一方、予選3位の宮島選手がスタートでストールをし、大きく出遅れます。3位には山内飛侑選手がポジションアップ。4周目に山内選手は名取選手にヘアピンで仕掛けますが姿勢を乱してスピン。レースは鈴木選手がマイラップ2位を少しづつ引き離し、2位に12秒の差をつけて独走で初優勝を飾りました。2位は名取選手、3位は一時6位まで順位を落とした山内選手が入りました。4位に加納亨介選手、5位に太田格之進選手、6位に吉田宜弘選手が入りました。

2017 鈴鹿クラブマンレース Round1 

■開催概要

  • シリーズ名称: 2017 鈴鹿クラブマンレース Round1
  • 主催 : 京都レーシングクラブ(KRHC)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
  • 協力 : OCCK・ARCN・ARC・チーム淀・AASC
  • 競技 : JAF公認・準国内格式 公認番号2017-3001
  • 会場 : 鈴鹿サーキット 国際レーシング東コース(2.243km)
  • 参加台数 : 20台

2月26日、鈴鹿サーキット東コースで「2017 鈴鹿クラブマンレース Round1」が開幕しました。東コースは1周約2.5KMと短く、抜きどころは1~2コーナーで、予選での順位が特に重要となります。

予選は15分間、ドライコンディションの中行われました。

見事ポールポジションは名取鉄平選手が獲得。山内飛侑選手、吉田宣弘選手と続きます。

レースはポールポジションからスタートした名取選手が先頭で1コー ナーへ進入。2番グリッドスタートの山内選手がそれに続きます。その2台がオープニングラップから後続を引き離すと、3周目に入る頃には名選手取が山内選手をも引き離しにかかります。名取選手は3 周目にファステストラップとなる53秒661をマーク。続く4 周目には山内選手がそれに匹敵する53秒662をマークします。 その頃、名取選手に反則スタートによるドライビングスルーペ ナルティが出されピットイン。これにより山内選手が単独トップに立ちます。2位を走る吉田選手も単独走行でポジションキープ。後方では鈴木智之選手と太田格之進選手の3位争いが激しくなってきます。10周目に53秒349を マークしてファステストラップを塗り変えた山内選手が後続に8 秒883ものアドバンテージを築いてトップチェッカー。2位 は吉田選手。鈴木選手が3位表彰台に上がる結果となりました。

2016 鈴鹿クラブマンレース Round7 Final

12月9日(土)、10日(日)の2日間、鈴鹿サーキットフルコースで「2016鈴鹿クラブマンレースFinal Round/ 」が開催されました。今年初となるフルコースでのレースです。

予選は土曜日に20分間、ドライコンディションの中で行われました。

見事ポールポジションは浦田選手が獲得、2番グリッドに名取選手、3番手に大井選手と続きます。

レースはポールポジションからスタートした浦田選手が見事なスタートを切り、先頭で1コーナーに入ります。2番手に八巻選手が5番グリットからジャンプアップ、3番手に名取選手と続きます。1周目のヘヤピンで名取選手が八巻選手を交わし2番手に浮上します。ペースの上がらない八巻選手はスプーンカーブで大井選手に交わされてしまいます。先頭の浦田選手は序盤から安定した走りで2位以下を徐々に引き離します。その後も危なげない走りで逃げ切り、4勝目を飾り鈴鹿シリーズのチャンピオンも獲得しました。後方では名取選手が2位を守り切りチェッカーを受けました。3位には大井選手入りました。

2016 鈴鹿クラブマンレース Round5 

●主催 :京都レーシングハイブリッドクラブ(KRHC)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)●協力 :AASC・ARC・ARCN・チーム淀・OCCK・KRHC ●会場 : 鈴鹿サーキット 国際レーシング東コース(2.243km)●参加台数 : 12台

10月22~23日、鈴鹿サーキット東コースで「2016 鈴鹿クラブマンレース Round5」が開催されました。東コースは1周約2.5KMと短く、抜きどころは1~2コーナーで、予選での順位が特に重要となります。

予選は土曜日に15分間、ドライコンディションの中で行われました。

見事ポールポジションは浦田選手が獲得、2番グリッドに大井選手、3番手に鈴木選手と続きます。

レースはポールポジションからスタートした浦田選手が見事なスタートを切り、先頭で1コーナーに入ります。2番手に大井選手、3番手に鈴木選手と続きます。先頭の浦田選手は序盤から2位以下を徐々に引き離し、レース中盤には独走態勢に持ち込みます。その後方では大井選手、鈴木選手、前川選手による2位争いが激しくなります。レースは、浦田選手が危なげない走りで逃げ切り、3勝目を飾りました。後方では大井選手選手が2位を守り切りチェッカーを受けました。3位には鈴木選手入り表彰台を獲得しました。

2016 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース

今年も「2016 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース」のサポートレースとして「2016 S-FJドリームカップレース」が10月7~9日鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周・5.807km)で開催されました。今年で4回目となるドリームカップレース、ステップアップを目指す17才から29才までのドライバーが全国から参戦し、激しい戦いを繰り広げました。

予選
昨夜から降り始めた雨は、公式予選の行われる午前10時30分には上がり上空も明るくなってきました。ただ、路面はまだウェッコンディション。予選は乾きつつある路面で行われました。
多くのドライバーはレインタイヤを装着してコースイン。しかし、コースコンディションが変化していく中、続々とピットインをしてドライタイヤに交換をしてコースに復帰していきました。
目まぐるしくコースコンディションが変わる中、ポールポジションを獲得したのは角田裕毅選手、2位は鶴賀義幸選手、3位は山内飛侑選手と続きます。

決勝
決勝は午前10時より8周で行われました。朝方まで降った雨は何とか上がりましたが、路面はウェットコンディション。全車ウェットタイヤを履いてレースに臨みます。
スタートはポールポジションから抜群のスタートを決めた角田選手がトップで1コーナーへ。予選2位の鶴賀選手はストールして後方に沈みます。予選5位の浦田裕喜選手が素晴らしいスタートを決めアウトから一気に2位に浮上。3位は山内選手が付け、4位八巻渉選手、5位上村昌史選手、6位大原佳祐選手と続きます。トップに立った角田選手は1周目に2位を1秒以上引き離しコントロールラインを通過。その後も2位の浦田選手を徐々に引き離し独走態勢を築きます。2位の浦田選手も安定した走りでポジションをキープして周回を重ねます。その後もトップ2に変化はなく、そのままの順位でチェッカーを受けました。
3位は予選9位から素晴らしい追い上げを見せた津本匠選手が入りました。
4位には上村選手、5位には山内選手、6位には大原選手が入りました。

今年も昨年の阪口晴南選手に続き16歳が表彰台の頂点に立ちました。