カテゴリー別アーカイブ: 岡山シリーズ

2017 岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 6 戦 レースレポート

 

11 月 26 日、いよいよ 2017 S-FJ 岡山シリーズ最終戦の第 6 戦を迎えた。 第 5 戦までに全勝を果たし、シリーズチャンピオンを獲得した岡本大地は最終戦に参戦し なかった為、ポディウムの頂点に誰が立つのか注目が集まった。

予選が始まり冷え切った路面の中、#61 大島和也が 1 分 39 秒 143 の好タイムを叩き出し見 事ポールポジションを獲得。
フロントローには#58 村松日向子。タイムは 1 分 40 秒 131。 #44 前川涼輔は 1 分 40 秒 295 で 3 番グリッドからのスタート。
1 分 40 秒 841 で 4 番グリッドを獲得したのは久しぶりの参戦となった#22 平田敦士。 5 番グリッドには#81 妹尾俊郎。タイムは 1 分 41 秒 976。
#17 貫戸幸星は 1 分 42 秒 030 で 6 番グリッドからスタートとなった。

決勝戦、スタート前にポールポジションの大島にディスプレイがすべて消えてしまうとい うトラブルが起こる。
「フォーメーションラップでいきなりディスプレイが消えてしまって、スタートでは勘で 回転数を合わせたのでホイルスピンさせてしまいました。」とスタートで若干もたついた大 島。
対して、「スタートが決まり過ぎて、正直自分が一番ビックリしました。」と、見事なスタ ートを決めた村松。
大島との差を一気に詰め並びかけたが、あと一歩及ばずホールショットは大島が手にした。

大島はそのまま後続との差をじわりじわり広げ、終盤には 8 秒近く差をつけこのままチェ ッカーを受けるかに思えたが、最終ラップでまさかのペースダウンという事態に。
いったい大島のマシンになにが起きたのか周囲も驚きの表情を隠せない中、辛くもチェッ カーを受けて初優勝を飾った大島。 チェッカーを受けた時 2 番手の村松は 1 秒差にまで迫ってきていた。

「終盤、W ヘアピンでギアが急に抜けてしまって。なんとか 3 に入れて走行してましたが、 最終コーナーでギアが完全に抜けて本当に焦りました。最終コーナーから惰性走行だけで なんとかトップチェッカーを受けることができたので本当によかったです。」と、大島はギ アトラブルであったこと後に語っている。

2 番手の村松は大島に 1 秒差でチェッカーを受け、前戦の 3 位からひとつランクを上げ 2 位表彰台を獲得。1 分 39 秒 938 をマークし自身のベストタイムも更新した。
「最終戦、今年一番の走りができました。スタートなんて自分自身、えー!って思えるく らい決まっちゃって(笑)自己ベストも更新できて次に繋がるレースだったと思います。 前回 3 位で今回は 2 位を取れたので、来年は全戦優勝です。」

「(予選での)タイム差を見て 2 位は絶対欲しかったんですけど、決勝でタイムがうまく伸び ず追いつくことができませんでした。それでも 3 位表彰台を獲れたので、日本一決定戦に 繋げていきたいと思います。」と、3 位表彰台を獲得した前川。

4 位には平田、5 位に貫戸、6 位に妹尾の順にチェッカーを受け、2017 年岡山 S-FJ シリー ズは幕を閉じた。

 

2017 岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 5 戦 レースレポート

 

9 月 24 日に開催された岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 5 戦。

現在シリーズ全勝中の岡本大地はこの第 5 戦で優勝すると、1 戦を残しシリーズチャンピオ ンとなるのだが、ここで予想外な刺客が現れた。 昨年の S-FJ 岡山シリーズチャンピオン兒島弘訓である。 第 5 戦は参加台数が少なくレースが成立しない可能性があった為、急遽出場することにな り、岡本にとっては予想外の強敵が現れた格好に。

9 時 20 分、予選。 全戦ポールトゥウィン中の岡本は 1 分 38 秒 999 と唯一 38 秒台を出し第 5 戦でもポールポ ジションを獲得。 昨年のチャンピオン兒嶋、1 分 39 秒 146 とブランクを感じさせない走りを見せたが岡本の タイムにはあと一歩及ばず予選 2 番手となった。 ランキング 2 位の大島和也は 1 分 39 秒 297 と好タイムを叩き、更なるタイムを更新すべく 後半に猛アタックするも、エンジントラブルにより 3 番手に。 前日の練習走行で他のマシンと接触しクラッシュした村松日向子。急遽用意した別のマシ ンに乗り 1 分 40 秒 413 をマークし 4 番手で予選を終えた。

13 時 00 分、決勝。 ブラックアウトと同時に「ここ 2 年間で一番いいスタートが切れました。」と後に語ったフ ロントロウの兒島が岡本に並びかけるがあと一歩届かず、岡本からホールショットを奪う ことはできなかった。 3番手スタートの大島がなんとスタートから1コーナーまでの間に5番手までポジションダ ウン。一方で、4 番手の村松はいいスタートを切り 3 番手に浮上。その後を 4 番手の貫戸幸 星が追う格好となった。 予選でエンジントラブルに見舞われた大島は決勝でもエンジンのパワーが出ず、3 周目にピ ットへと戻りリタイアとなった。

トップの岡本はスタートから周回を重ねる毎に 2 番手の兒島を徐々に引き離し、最終的に 4 秒 409 のタイム差を付け開幕から 5 連勝を飾って見事岡山シリーズチャンピオンに輝いた。 2 位に兒島、そして 3 位に村松がチェッカーを受け S-FJ 初表彰台を獲得した。

優勝:岡本大地 選手 インタビュー 「今回、兒島選手が急遽参戦することを金曜日に知って正直ビビりましたよ。これはヤバ いぞ…と。でもなんとか優勝することができてシリーズチャンピオンも獲得したので、ま ずは目標のひとつを達成できました。 次は来月の F1 でのレース、しっかりと結果を出したいと思います。」

2 位:兒島弘訓 選手 インタビュー 「半年ぶりに乗って全身筋肉痛にはなりましたが、純粋に楽しかったです。スタートはこ こ 2 年間の中で一番いいスタートが切れました。けれど岡本くんもスタート失敗しなかっ たので前に出ることはできませんでした。全勝している岡本くんから優勝をさらって空気 の読めない男になりたかったですけど…。なりきれませんでした。笑 」

3 位:村松日向子 選手 「前日の練習走行の時にスピンしていた他車を避けきれずにクラッシュしてしまって。 マシンも結構なダメージを負ったので、レースに出るのは無理かもしれないと思っていた のですが、急遽、新しいマシンを用意してくれたチームの皆さんのお陰で出場することが できました。 本当にいろいろな方に迷惑をかけたから、今日は表彰台にも上がれて少し恩返しができた のかなと思います。」

2017 岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 4 戦 レースレポート

二日間に渡って開催されていた岡山チャレンジカップ・サマーフェスティバル。 日曜日は第 4 戦 決勝のみが行われ、朝は比較的どのピットも穏やかな雰囲気に包まれてい た。ただこの日も気温が高く、厳しい条件の中でレースが行われることとなった。

第 4 戦のグリッドは、前日行われた予選のセカンドタイムが採用される。 ここでも#2 岡本大地がポールポジションを獲得し、2 番手に#57 吉田宣弘、3 番手に#60 山 内飛侑と、ここまでは第 3 戦と同じポジションで、4 番手 #61 大島和也、5 番手 #43 鈴木 智之、6 番手 #荒川麟、7 番手 #44 前川涼輔、8 番手 #58 村松日向子と、第 3 戦とは若干 オーダーが変わっている。

10 時 30 分と、いつもより早い時間に第 4 戦決勝が行われた。 岡本はここでもスタートを決めホールショットを奪い 2 コーナーへと後続のマシンを引っ 張っていく形は昨日の第 3 戦と同じ。 一方、中盤では順位に動きがあり、スタートに定評のある 9 番手の#51 LION MAR-Z が 2 コーナー手前までに、村松と前川をパスし、一気に 7 番手にジャンプアップに成功。

3 番手の山内は前戦同様、オープニングラップのアトウッドで 2 番手の吉田に激しい攻撃を 仕掛けていくが、吉田も意地の鉄壁を見せ、両者一歩も譲らず。そのすぐ後ろには大島と 鈴木が間髪入れずに追随している形となった。 そしてバックストレートでは、吉田、山内、大島の三つ巴の戦いに。 3 台が並んだままリボルバーコーナーへと流れ込み、ここで大島がアウトに弾き出されてし まう。しかし大島はすぐさまリカバリーし後続の鈴木に抜かれるも、最小限のタイムロス でコースに復帰する。 この三つ巴の戦いを制したのは山内で 2 番手を奪取し、すぐさまトップの岡本を追いかけ る。しかし激しい 2 番手争いでの代償は大きく、トップ岡本と 1 周目にして 2 秒ほどの開 きが出てしまい、バトルにもつれ込ませるには困難な状況に。

序盤、4 番手に上がった鈴木と 5 番手に落ちた大島の 4 番手争が激化。そのすぐ後ろを荒川 が様子を伺いながら追随していう格好となった。

そして 7 番手争いも見応えのある展開になる。 4 周目、LION MAR-Z、村松、前川、前田、太田の 5 台が数珠つなぎ状態に。 LION MAR-Z と村松が抜きつ抜かれつの戦いに前川も参戦し、バックストレートで LION MAR-Z のスリップに入った村松。そしてその村松のスリップに前川もすかさず入る。

そしてヘアピンコーナーでスリーワイドの展開に。 この 3 台での 7 番手争いは、インを突いた前川に軍配が上がった。 一方の村松は激しいバトルの後に隙ができたのか、ダブルヘアピンで前田にオーバーテイ クを許し 10 番手にまで落ちてしまう。

序盤から大島は隙あらばコーナーで並びかけ鈴木に揺さぶりを仕掛けるが、鈴木も冷静に 大島をいなしながらポジションを守るも 6 周目で大島に 4 番手を奪われてしまう。 しかし、すぐさま後ろで様子を伺っていた荒川も鈴木に襲いかかり、5 番手に落ちた鈴木は 息つく暇もなくバトルに巻き込まれてしまう。そして 7 周目ヘアピンコーナーで荒川が鈴 木を捉えオーバーテイクし 5 番手を奪取に成功。 6 番手に落ちた鈴木、抜かれはしたものの荒川の後ろに喰らいつき、緊迫した接近戦はまだ 続きそうな予感が漂った。だが 11 周目のヘアピンコーナーで荒川が痛恨のスピン。最後尾 まで順位を落とし、荒川と鈴木の戦いは思わぬ形でこの戦いに終止符が打たれることとな った。

10 周目に突入すると 3 番手の吉田にぴったりと大島が喰いつき、ここからファイナルラッ プ、そしてチェッカーを受けるその瞬間まで両者の激しい攻防戦が展開かれたが、吉田に 軍配があがり 3 位を獲得。一方の大島は今季初めて表彰台を逃してしまう。

激しい戦いが後方で展開されていることも露知らず、トップを快走する岡本がそのままト ップチェッカーを受け、見事 4 戦連続ポールトゥウインを飾った。

2 位でチェッカーを受けた山内は、「バトルに持ち込めれば勝つ自信があったのですが、バ トルさせてもらえないくらい岡本選手と大きな差がありました。」と後のインタビューで語 っているようにトップ岡本との差 7 秒を埋めれず悔しい岡山デビュー2 連戦となった。

2017 岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 3 戦 レースレポート

4 月の第 2 戦から約 4 か月ぶりに開催された岡山チャレンジカップ第 4 戦。 (岡山チャレンジカップ第 3 戦では S-FJ シリーズは開催されず) 今回はサマーフェスティバルと銘打たれいることもあり、多くの遠征組も参戦しシリーズ 第 3 戦・第 4 戦と、二日間に渡って開催された。 参加台数は当初 16 台だったものの、金曜日の練習走行でのクラッシュに伴い 1 台が辞退し 15 台となった。

まず土曜日に予選と S-FJ シリーズ第 3 戦が行われ、日曜日に第 4 戦が行われる。 スターティンググリッドの順番は、予選でのベストタイムで好成績を収めた順に第 3 戦の グリッドが決められ、セカンドタイムが第 4 戦のグリッドに採用される。

予選が始まったのは 10 時 5 分。 晴れ渡る青空の中、エキゾーストサウンドを轟かせながらすべてのマシンがコースへと流 れていく。 ここで 1 分 39 秒 428 をマークしポールポジションを獲得したのは、2 連勝中の#2 岡本大 地。15 台中、唯一の 39 秒台を叩き出し強さを見せつけた。 フロントローを獲得した#57 吉田宣弘は 1 分 40 秒 058。 そして 1 分 40 秒 121 をマークし 3 番グリッドを獲得したのは、今季鈴鹿シリーズ第 3 戦で 岡本と最後まで激しいバトルを繰り広げた#60 山内飛侑。 鈴鹿シリーズ第 2 戦、強豪を抑え制し優勝した#43 鈴木智之が 1 分 40 秒 302 で 4 番手につ けた。 5 番手はシリーズランキング 2 位の#61 大島和也。6 番手に#44 前川涼輔。7 番手は#34 荒 川鱗。8 番手に#58 村松向日子と、8 番手までが 40 秒台と、決勝では激しい戦いが起こる のではと予想された。

第 3 戦の決勝の決勝が行われたのは 14 時。じりじりとした暑さがサーキットを包みこむ。 スタートを決めホールショットを奪ったのはポールの岡本大地。 その岡本の後方を、吉田宣弘、山内飛侑、鈴木智之、大島和也、前川涼輔と、大きな変動 なく 2 コーナーへと流れ込んでいく。 しかしオープニングラップのうちに順位に動きが見られた。 3 番手の山内が、ヘアピンコーナーでインをつき吉田から 2 番手を奪取。そして 7 番手スタ ートだった荒川麟が、前川をオーバーテイクし 6 番手に浮上。

2 周目、激しい 4 番手争いの攻防戦を繰り広げていた鈴木と大島であったが、鈴木のマシン がリボルバーコーナー立ち上がりでアウトに膨らみ、マシン右側が縁石の外へ。激しい砂 埃を上げてながらコースに戻るも、その隙を突いて大島と荒川に抜かれてしまう。そして、 その影響で右リアの足回りにダメージを負い、鈴木はその周のうちにピットへと戻り、惜 しくもリタイアとなった。

思わぬ形で 4 番手を手にした大島はペースを上げ、その周に 1 分 40 秒台の走りを見せ、3 番手の吉田に襲いかかる。 そして 5 周目のヘアピンコーナーで、吉田はまたもや大島にインを突かれ 3 番手を奪われ てしまった。

2 番手の山内は必死に岡本を追うも届かず。トップの岡本は順当にラップを刻んでいき、2 番手の山内に 6 秒の差を付け、第 3 戦ポールトゥ ウインを飾った。

2017 岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 2 戦 レースレポート

 

素晴らしい青空が広がる中で行われたチャレンジカップ第 2 戦。 今回は、遠征チームや初参戦のドライバーも数多く参戦し、初戦以上に熱いバトルが予想 された。

まずコウゲレーシングからは、初戦で優勝した岡本大地、2 位の大島和也、妹尾俊郎、貫田 幸星と前回と同様。

現在、鈴鹿シリーズを戦っている Drago CORSE の 17 歳の荒川燐。 筑波をホームコースとしているスーパーウインズの秋山健也。 ツインリンクもてぎからはメッカの石田浩樹。 そしてギディアップの平田敦士と、Rn-sports からエントリーしている村松日向子の両選手 は、この第 2 戦が記念すべきフォーミュラデビューとなった。

9 時 30 分から開始された予選で、岡本大地が 1 分 37 秒 990 をマークしポールを獲得。 フロントロウを獲得したのはトップの岡本と 0 秒 391 差で大島和也。3 番手に妹尾俊郎、4 番手以降は、荒川麟、貫戸幸星、平田敦士、村松日向子、秋山達也、石田浩樹の順となっ た。

14 時 30 分に行われた決勝戦スタート。 フロントロウの大島がスタートを決めたのに対し、ポールの岡本は「スタートミスしてし まいました。後で見たらタイヤ痕付いてました。笑」と語るように、ホイルスピンさせて しまい痛恨のミス。 だが、岡本は、なんとか立ち上がり大島に蓋をする格好でホールショットを奪い、そのま まトップを明け渡すことなくチェッカーを受け第 1 戦に続き 1 位を勝ちとった。

フロントロウからスタートした大島は、ホールショットこそ奪えなかったものの、岡本の 背後にピッタリと喰いつき、オーバーテイクのチャンスを伺うが、レース中盤あたりから 「途中からタイヤの空気圧の差がでてしまいました。」と語っているように、周回を重ねる 毎にじわじわと離されていき最終的に 5 秒 193 のタイム差を付けられ 2 位でチェッカーを 受け第 1 戦のリベンジを果たすことはできなかった。

「おっさんも見せ場を作って盛り上げますよ!例えば 1 コーナーノーブレーキで突っ込む とか。笑」と冗談を言っていた妹尾であったが、終わってみれば見事 3 位でチェッカーを 受け嬉しい初表彰台となった。

4 番手スタートの荒川は、テールトゥノーズで妹尾と激しく 3 位争いを展開するも、ドライ ビングスルーペナルティで振られた黒旗に気づかず走行を続けた為、不履行により失格に なってしまう。

5 番手争いは、平田、村松、秋山による 3 台による激しいバトルが繰り広げられたが、秋山 が 2 周目に 2 台のオーバーテイクに成功。その後、じわりじわりと差を広げていく。 しかし、村松がレース中盤に怒涛の追い上げを見せ、平田をオーバーテイク、そして秋山 にも襲いかかる。それから秋山をもオーバーテイクし、4 位でデビュー戦を飾った。 秋山は平田にもオーバーテイクされ 2 ポジションダウンの 6 位でチェッカー。 平田は 5 位チェッカーを受けるも「ひとつのミスで動揺して、それがきっかけで違うミス を誘発して思ってたように走らすことができませんでした。」と悔しさを滲ませ、第 2 戦の 幕を閉じた。

優勝 岡本大地コメント 「予選からタイヤの空気圧を下げたのが功を奏しました。でも、大島選手も力を付けてき てるし、他にも速い選手がどんどん出てきますから、これからが本当に厳しい戦いになる と思います。鈴鹿や他のサーキットから誰が遠征に来ても勝てるように速さを磨いていき たいと思います。」

2 位 大島和也コメント 「少しずつですが、マシンの走らせ方は分かってきました。後半タイヤがきつくなってし まい岡本選手に差を開けられました。次のサマーフェスティバルは 2 戦あるので、そこで 結果を残したいと思います。」

3 位 妹尾俊郎 「嬉しい嬉しい表彰台です。前の 2 台には追いつけなかったけれど、せめて後方から来る 若い子たちは抑えようと思い必至に攻めました。おっさんの意地ってやつですね笑。 でもこれでひとつ課題をクリアしたので、今度は前を走る 2 台 (岡本・大島) に、どれだけ 近づくかが課題です。」

2017 岡山チャレンジカップ S-FJシリーズ第1戦レースレポート

2017 岡山チャレンジカップ S-FJ シリーズ第 1 戦 レースレポート 今年初めにコース改修が行われた岡山国際サーキットにて、改修後初となる岡山チャレン ジカップ第 1 戦が行われた。

そして今年から S-FJ のレギュレーション変更に伴いノーマルエンジンになってからの初 レースでもある。コース改修、そしてノーマルエンジンと、ふたつの大きな変更点の中でどのような結果が 出るのか注目が集まった。

参加台数は 7 台。昨年までは FJ1600 のカテゴリーがあったが、今年からは S-FJ のみのレ ースとなる。昨年 FJ1600 で優勝を重ねていた貫戸幸星 選手も S-FJ にステップアップし ている。

9:00 予選

一斉に 7 台のマシンが黒光りするコースへと流れ込んでいく。 ここでトップタイムを叩き出したのは昨年のチャンピオンマシンを駆る #2 岡本大地 が 1 分 37 秒 874 を叩き出し見事初戦のポールポジションを獲得。 フロントローには 1 分 38 秒 389 で、野田レーシングアカデミーより参戦している #9 岩井 正典が獲得した。 昨年までスーパーカートに参戦していた#61 大島和也が S-FJ 初参戦ながら 1 分 38 秒 457 をマークし 3 番手につけた。 4 番手は#81 妹尾俊郎、5 番手に#27 坂本一世、6 番手に#17 貫戸幸星、#7 バイエルン松尾 は、新しい路面とパワーの落ちたノーマルエンジンに感覚が掴めず最下位に沈んでしまっ た。

13:50 決勝

ブラックアウトと同時に一斉にスタート。 ここでフロントローの岩井が痛恨のスタートミスで最後尾まで沈んでしいまう。 一方で阪本は 1 コーナーアウトから 3 番に浮上した妹尾に並び、2 コーナでインを突き 5 番手から一気に 3 番手奪取に成功。 トップの岡本は快調に周回数を重ねペースを上げていく。2 番手に浮上した大島、序盤はト ップの岡本に付かず離れずだったものの、後半は周回を重ねるごとに徐々に引き離される 展開となった。 スタートミスで最後尾となった岩井は渾身の走りで 2 周目には 3 番手まで順位を戻したが、 トップ集団との差はあまりにも離れており 3 位が精一杯だった。 2017 年 S-FJ 岡山シリーズ最初の優勝は岡本大地が獲得。 2 位に大島和也、3 位に岩井正典と表彰台をテーィンエイジャーが独占し幕を閉じた。

優勝 岡本大地コメント

スタートはうまくいったので、そのまま引き離しての優勝を目指してたんですが、序盤で 大島さんがなかなか引き離されずにミラー越しに映っていたので、ちょっと焦りはありま した。後半になってからは徐々に引き離せたのでよかったです。 金曜日に初めてマシンに乗ってセッティングはいろいろ試したのですがタイムに繋げるこ とができなかったので、去年のチャンピオン兒嶋選手のセッティングをベースに、まずは 乗り手の自分がマシンに合わせてみようと思ったのが吉とでました。

2 位 大島和也コメント

予選で思ったようなタイムが出ず、決勝で少しセッティングを変え賭けにでたんです。 スタートはクラッチミートも決まり好スタートが切れ、序盤のペースもよかったものの、 中盤から徐々にペースが落ちてしまい、そこでセットをミスってしまったと感じました。 優勝した岡本くんとも序盤のペースはそう大差なかったと思うんですが、後半は僕の方が がマシンに合わせれなかった結果が 2 位という順位になったんだと思います。

3 位 岩井正典コメント

スタートが一番大きかったですね。クラッチミートがうまく合わなくて大きく出遅れてし まいました。 練習ではできることが本番では緊張してできない。一番の課題はそこです…。 勝てると思っていたレースだったので余計に悔しいです。

4 位 阪本一世

スタートで 4 位に上がり、そのまま 2 コーナで 3 位に上がって脳裏にチラリと表彰台が見 えたんですが、順位を守ることができませんでした。 僕も、いま崖っぷちなんです。だけど崖っぷちに強い男なので次は結果を残しますよ。

2016 岡山チャレンジカップ スーパーFJ 岡山シリーズ第6戦

いよいよスーパーFJ岡山シリーズ最終戦を迎えた岡山国際サーキット。
最終戦はS-FJ7台、FJ16002台がエントリーしている。
前回の第5戦、#2兒嶋弘訓が2016年岡山シリーズチャンピオンを獲得はしたものの、第3戦以降優勝から遠のいていることもあり、最終戦を優勝で締めくくりたいところだろう。しかし、第3戦で優勝した#58津本匠と、第4戦で兒嶋を抑えて2位を獲得した#59大原佳祐が参戦していることで、混戦が大いに予想させる最終戦となった。
8時25分より予選開始。路面は若干ウエットではあったが、S-FJ予選前に走っていたカートがスリックタイヤで通常タイムを刻んでいたこともあり、どのチームもスリックタイヤで予選に臨む。
そして大原が6周目に1分39秒227を叩きだし見事ポールを獲得。
兒嶋は1分39秒512でフロントロウに。3位1分39秒655で津本が獲得。トップから3位までが0.428秒差という僅差に。
4位には今期第2戦で2位を獲得している#48加納亨介、5位には野田レーシングアカデミーより初参戦の#9太田格之進、6位に#7バイエルン松尾、7位#6サンタガータ上岡、8位#60貫戸幸星(FJ1600)、9位#5小野拓哉(FJ1600)となった。
そして決勝が始まる頃には雲の隙間から太陽が現われ、蒸し暑さがサーキット全体を覆う。11時20分決勝。ここでフォーメーションラップ中にハプニングが起きた。
兒嶋が最終コーナーでタイヤを温めようとホイルスピンをさせた瞬間、右リアのドライブシャフトを折ってしまい、このマシントラブルによりリタイアとなってしまう。
チャンピオン不在のままシグナルブラックアウト。
ここで「スタート練習していた成果が出ました」とポールの大原が好スタートを決める。一方の3番グリッドの津本「スタートでホイルスピンさせてしまいました…」と大きく出遅れ、後続の加納と太田に抜かれてしまう。しかし3位に浮上した太田は、スタートで規則違反がありドライブスルーペナルティーを受け一気に後退してしまう。
加納も津本の猛攻に成す術なく2位を奪われてしまう。
2位を奪い返し視界が開けた津本であったが、時はでに遅く、大原とのギャップ差を埋めるにはかなり厳しい状況となっていた。
一方の大原はスタートから独走状態となっても一切手を緩めることなく全開アタックを続けファステストラップも獲得し2位の津本に10.411の差を付け最終戦を見事ポールトゥウィンで飾った。
なおFJ1600は貫戸が優勝しシリーズチャンピオンを獲得している。
順位は以下の通り。
優勝 #59 大原佳祐/2位 #58 津本匠/3位 #48 加納亨介/4位 #7 バイエルン松尾 /5位 #9 太田格之進/6位 #6 サンタガータ上岡/7位 #60 貫戸幸星(FJ1600 クラス優勝) /8位 #5 小野拓哉/DNS #2 兒嶋弘訓

2016年 岡山チャレンジカップ 第5戦

 

岡山チャレンジカップ 第5戦スーパーFJレポート (3,703m) ドライ

前日の第4戦の予選で、セカンドタイムが良かった選手からグリッドが決まる第5戦。ポールはシリーズランキングトップの #2兒島弘訓、前日の覇者・#61角田裕毅がフロントロウから兒島を追う。続いて#59大原佳祐、#58津本匠、#9岩井正典と並んだ。

決勝は11時4分と、通常より少し早めの時間に始まった。第4戦と同じく全18台の戦いである。好スタートでホールショットを奪ったポールの兒島だが、角田があっという間に兒島を交わしトップに躍り出た。オープニングは角田、兒島、大原、津本、岩井の順で帰ってくる。周回ごとに角田は少しずつ後続を離していき、2位争いが兒島 VS 大原というまさかの展開、昨日と全く同じ状況となった。幻でも見ているような中、激しい接近戦が再現される。兒島と大原の差はやはり1秒以内、当然ながら注目は両者に注がれた。
レースが動いたのは9周目。裏ストレートのヘアピンで、大原のブレーキングが若干遅れ接触、ハーフスピンを喫し大原は復帰するも6位と後退してしまう。これにより3位の浮上したのは岩井、だが背後には昨年のチームメイト #44前川涼輔が忍び寄っており、1秒以内の争いとなっていた。そして10周目、前川が岩井をとらえ3位に浮上する。岩井もすぐ後ろ、前川のミラーに写る距離を走行していたが、最終的に角田、兒島、前川の順で表彰台となった。角田は四輪デビュー2連覇を果たし、見事なパフォーマンスを披露、周囲を驚かせた。FJ1600は #60貫戸幸星に軍配が上がった。なお、2位の兒島は最終戦を待たずに、2016年岡山S-FJシリーズチャンピオンを獲得している。
【 優勝 】#61 角田裕毅
「スタートして兒島選手を2コーナーでとらえることが出来ました。トップに立ってからは、集中力とかメンタル的なことを試すというか、そういうことに挑戦できたかな、と思います。コンディションは昨日と変わらず悪くなかったです。」

【 2位 】#2 兒島弘訓
「スタートは少しミスって、徐々に角田選手に並ばれました。その後のペースがなかなか伸びなくて。昨日の後半でタイヤが垂れてしまったんで、走り方を変えたのですが自分の中で消化できず。そう考えているとまた大原君が近づいてきて。昨日の教訓でインは絶対に開けない! と思っていました。夏の路面を手探り中です。まだまだ伸びしろはあると思っています。シリーズチャンピオンを獲得できましたが、勝ちたかったですね…。」

【 3位 】#44 前川涼輔
「チームがいい方向にセッティングを出してくれたお陰です。岩井くんと接近戦になりまして。自分のペースは負けてないと思っていたので自己ベストを出しながら走れ、結果的に表彰台に立てたのでよかったです。フロントがきつかったけど、何とか最後まで頑張りました。」

2016年 岡山チャレンジカップ 第4戦

岡山チャレンジカップ 第4戦スーパーFJレポート (3,703m)  12L ドライ
2016年7月30日(土)

早くも岡山S-FJシリーズは、第4戦を迎えた。今回は二日間にわたっての開催であり、翌日が第5戦と続けての勝負である。真夏の空は青く暑く、それがレースでの影響を与える課題にもなった。9時20分より始まった予選は #2兒島弘訓、#58津本匠、#59大原佳祐、#61角田裕毅、この4名の激しい入れ替わりとなった。やがてチェッカーが振られ、いきなりタイムを更新したのが大原。見事ポールを獲得し、フロントロウに角田、続いて兒島。第3戦の覇者・津本が4番手グリッドとなった。

グリッドには2台のFJ1600を含む全18台が集結。14時8分、決勝の火蓋が切られた。
ポールの大原はホイールスピンで出遅れ、角田が1コーナーを周っていく。続いて兒島が続き、大原がそれを追う展開となった。背後には津本も迫りくるが、前者には一歩追いつけず。序盤より兒島と大原の接近戦が始まり、その差は1秒以内。両者の争いは終盤まで続き、一触即発・ワンミスが命取りという瞬きすら出来ないほどのドッグファイトと化していた。ファイナルラップ、ここで大原が「兒島君のリアがきつそうだったので、ラストアタックでスリップを使ってオーバーテイクしました」と2位に浮上。予選、決勝とファイナルに強い大原が勝負をかけ、周囲を沸かせた。2位争いの両者の隙に、トップの角田は徐々に差をつけ5.74秒のリードで嬉しい初優勝。角田は高校1年生で、これが四輪デビュー戦。2000年5月生まれの16歳『21世紀』生まれが活躍する時代を証明した。FJ1600は #60貫戸幸星が #5小野拓哉を抑え優勝している。
【 優勝 】 #61 角田裕毅
「まだ岡山は4回ほどしか走ってないんですけど、優勝できてよかったです。F1の前座レースに参戦予定なので、最終戦の予定は今のところありません。序盤は、路面的に良くないので様子を見ながらの走行でした。後半にかけ調子が掴めてきたので、ラップを上げました。マシンはバッチリで全くの無問題です!」※4歳から始めたカート。全日本戦に同時参戦中。

【 2位 】#59 大原佳祐
「予選ではマシンの調子もよくなってきたけど、自分の中ではもっとタイムアップしたかったなと。スタートはホイールスピン(汗)単純ミスです、焦りました。一度精神を立て直して。ほぼ同ラップの兒島くんに、もう少し早く積極的にいけばよかったんですが…。ラストチャンス、なんとかオーバーテイクすることが出来ました。明日はなんとか気持ち切り替えていきたいです。」

【 3位 】#2 兒島弘訓
「予選は最終ラップでまとめてれば、ポールが獲れていたと思います。でもシフトロックしちゃって…それが惜しかったです。決勝は路面温度が高かったですね。序盤、2〜3周はよかったけど、4周目からリアが滑り出して。シフトミスもあり、大原君との接近戦が始まったと同時にトップに離されていくのが分かりました。反省点は多かったけど勉強になりました。明日はポールからなんで、勝ってシリーズチャンピオンを獲りたいですね。」

2016年岡山チャレンジカップ第3戦

GTアジアレースとの併催で行われた岡山チャレンジカップ第3戦。
参加台数はS-FJが6台、FJ1600が2台の合計8台と少し寂しい台数となったが、今回の注目は第1戦・第2戦と沈黙を守ってきた昨年シリーズチャンピオンのルーニースポーツが第3戦でついに参戦。
ドライバーはS-FJデビューの#58津本匠選手。(二十歳)

8時55分より始まった予選。コースコンディションはドライ。
ポールを獲得したのは1分38秒761をマークした津本匠。
そしてマシンのカラーリングを一身し、現在シリーズ2連勝中の#2兒島弘訓は1分38秒848でフロントロウからのスタート。
津本と兒島のタイム差は、なんと0.087秒という僅差。
3番手は#51福田詩久、#4小川陽三、#6サンダガータ上岡、#7バイエルン松尾、#16近江勤、#5小野拓哉と続いた。

『S-FJ初レースでポール取れました。ギリギリですけど…。』と苦笑いを浮かべながら語る津本に対し、『土曜日は良いタイムが出ていたんですが、予選では路面コンディションが結構変わっていて。
それに人間が対応できていれば良かったんですけど…後ろから津本選手が来てるのがミラー越しに視界に入ってしまって、精神的に焦ってしまいアジャストが遅れてしまってタイムが出る前に予選が終わってしまいました…』
と、悔しさを滲ませる兒島。

決勝は15時よりスタートだった。しかしコースイン直前にに突如豪雨に見舞われディレイを余儀なくされる。
大粒の雨が降りだすと同時にどのチームも一斉にレイン用のタイヤに交換するべく、ピット内は慌しい雰囲気に包まれた。

コースイン予定時刻になっても雨はやむ気配がなく、オフィシャルからコースイン予定時刻の変更を告げられた。
15時15分、雨はやみサーキットは青空に包まれ暑さが戻ってきたものの、コース上には至るところで雨水が川のように流れている様子で、サーキット側よりまだコースの十分な安全が確保できないとし、ここで再度10分のディレイが告げられる。

それから幾度となくディレイが告げられ、最終的にコースインできたのは16時06分。当初予定の周回数だった12周が10周に減算になった。
コースインが大幅に遅れたことにより、コースの一部では路面が乾き始めている可能性を考慮し、ドライタイヤをグリッドまで運ぶチームも見受けられた。
そしてコースインした続々とマシンがグリッドへとなだれ込む。ドライバーからコースの路面コンディションを聞きだしタイヤを替えるかどうか判断するチームクルー達。
しかしドライタイヤに変更するチームはどこにもいなかった。

16時24分決勝。レッドシグナルからブラックアウトと同時にポールの津本、兒島共にスタートを決め、そのまま津本選手がホールショットで1コーナーを駆け抜ける。
6番手のバイエルン松尾はロケットスタートで、1コーナー手前で2台をかわし見事4番手にジャンプアップに成功。
2番手の兒島は前を走る津本にピッタリと喰いつき果敢に仕掛けるものの、津本の固いガードをこじ開けれず突破口を見い出せないまま周回数だけが重り、そのまま津本がトップチェッカーを受け見事初参戦・初優勝を飾った。
2位でチェッカーを受けた兒島、1分46秒587でファステストを取りはしたものの、トップの津本との差0.538秒を埋めれず、涙をのむ結果となった。
一方で、3番手の福田にバイエルン松尾が猛チャージを仕掛けオーバーテイクで3番手奪取に成功し、シリーズ2度目の表彰台3位を獲得した。

FJ1600では近江選手が優勝を獲得している。

S-FJ優勝 津本匠選手
「決勝では、まずまずスタートを決めれてよかったかなと。やっぱり兒島選手のプレッシャーは凄かったです。低速コーナーは明らかに僕の方が遅くて、高速コーナーでちょっとだけ離せる展開が続いたんですけど、途中からミラーで(兒島選手が)どこ通ってるのか確認しながら走り、最後の2周はだいぶマシになって少し離すことができましたね。」

2位 兒島弘訓選手
「僕の勝負弱さが出たレースだったと思います。低速コーナーでは僕の方が速かったんですが、前半と中盤に何度かチャンスがあったにも関わらずインに入れなかったっていうのはだいぶ反省しないといけないと思います。次の第4戦・第5戦はぶっちぎりで勝てるように、自分の弱いところをもう一度見つめなおそうと思います。それと58号車(去年のチャンピオンマシン)を無意識の内にどっかで意識している自分がいるので、それを克服しないといけないですね。」

3位 バイエルン松尾選手
「ウェットはめっちゃ自信あるんでね。それに最初の方でトップ2台とは少し差を詰めてきてたから、これいけるんじゃないかなって思ってたら…路面がちょっと乾き始めたんで全然無理だったけれど(笑)。決勝スタートが (雨で) どんどん延びちゃって、もっとウェットだったらね…でも雨乞いの踊りが効いたんちゃうかな(笑)」

FJ1600優勝 近江勤選手
「3年前くらいに2〜3回レースに出てたんですけど、それっきりで…その時も毎回2位でして、不完全というかやっぱり悔しいという思いが強かったです。だから今回、表彰台の真ん中に立てたのがメチャクチャ嬉しかった。やっぱりレースはやめられないですね(笑)」