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2015スーパーFJ 富士シリーズ 第2戦

5月16日(土) 予選・決勝 富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:15台

5月16日(土) 8時20分予選スタート
天候:雨 コース:ウェット 気温:19℃ 湿度:82% 路温:19℃
計測1周目、深村選手がまずはトップタイムをマークしたが、2周目にクラッシュが発生し約10分間、赤旗中断となる。再コースイン後、各選手は徐々にタイムを上げていき、深村選手がトップタイムのまま時間が経過していく。
残り2分、3番手の草野選手がベストラップを更新しついに2番手に浮上。アルビレックスレーシングチームがフロントローを獲得するかと思われたが、残り1分、それまで2〜3番手をキープしていた第1戦優勝の小松選手が全体のベストラップをマークしトップに浮上。深村選手・草野選手の最後のアタックでもタイムを上回ることはできず、小松選手が予選1位、深村選手が2位、草野選手が3位と続いた。
しかしその後、1位の小松選手がピットレーンの速度違反により予選結果から2グリッド降格となるペナルティが科せられ、結果的にポールポジションは深村選手、2番手に草野選手となり、アルビレックスレーシングチームがフロントローを獲得。3番手に小松選手となった。

5月16日(土) 12時33分決勝スタート
天候:小雨 コース:ウェット 気温:21℃ 湿度:82%
ポールの深村選手はまずまずのスタートを決めたが、3番グリッドの小松選手が好スタートを決め、深村選手と2番手草野選手の間を縫って2番手に浮上。草野選手は後続にもかわされ1コーナーを過ぎた時点で5番手まで後退してしまう。一方、深村選手はコカコーラコーナーでイン側から小松選手に真横に並ばれ進入。若干小松選手の挙動が乱れたか危うく接触しそうになり、深村選手は接触を避けるために外のエスケープゾーンに大きくはみ出し、小松選手もコースを外れ姿勢を乱してスピンを喫する。深村選手はすぐにコースに復帰するもトップを赤堀選手に明け渡し、続く加納選手との2番手争いに。サイドバイサイドのまま100R〜アドバンコーナー〜300Rを経て、ダンロップコーナー進入で単独2位に立つ。
2位に浮上した深村選手は、今度はトップ赤堀選手を追い詰めていくと、2周目1コーナーでイン側から揺さぶりをかけるもパスには至らず。しかし明らかにペースは深村選手の方が速く、アドバンコーナーで再度しかけた深村選手が立ち上がりでついにトップを奪取。その後は安定した走りでトップをキープし、そのまま逃げ切り自身初優勝を果たした。2位には赤堀選手が続き、残り3周で加納選手を逆転した飯嶋選手が3位につけた。