カテゴリー別アーカイブ: レースレポート

2015 鈴鹿クラブマンレース Round2

●シリーズ名称: 2015 鈴鹿クラブマンレースRound5
●主催:京都レーシングハイブリッドクラブ(KRHC)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)●協力:オムニバスカークラブ オブ カンサイ(OCCK)・ARC・ARCN・AASC・淀レーシング ●競技 : JAF公認・準国内格式 公認番号2015-3003
●会場:鈴鹿サーキット 西コース(3.475km)
●参加台数:14台
●開催日:2015年9月13日(日)
●天候:晴れ
●路面:ドライ

9月13日、鈴鹿サーキット西コースで「2015 鈴鹿クラブマンレース Round 5」が開催されました。約半年ぶりの西コースでのレースです。予選は10分間、ドライコンディションの中で行われました。見事ポールポジションを獲得したのは平優弥選手、2番グリッドに大井偉史選手と続きます。

レースはポールポジションスタートの平木玲次選手が、まさかのエンジンストール。大井偉史選手がトップに立ちます。2番手に岡村建選手、3番手に大石裕基選手、4番手に平優弥選手の順でオープニングラップを終えます。、2周目に岡村選手が大井選手をパスし先頭に立ちます。オープニングラップを8位で終えた平木選手は2周目終了時点で6位まで挽回。大石選手も大井選手をパスし2位に浮上。岡村選手は大石選手以降を引き離していきます。レース中盤になると大石選手、大井選手、平木選手、平選手が2位争いを展開。大石選手がスピンした後も大井選手、平木選手、平選手はテールtoノーズ のバトルを披露。2位に浮上した平木選手がファステストラップを更新しながら岡村選手とのタイムギャップを詰めるがパスするには至らず、岡村選手がスーパーFJのデビュー ウィンを飾りました。

2015年スーパーFJ東北シリーズ 第4戦

9月6日(日)予選・決勝 スポーツランド菅生 1LAP=3.704km 出走:6台
9月6日(日) 8時55分予選スタート
天候:曇り コース:ウェット 気温:20℃ 湿度:78% 路温:21℃
天候は曇りながらも、朝の雨がまだ残っている路面状況で予選開始。
コースイン1周目の3コーナー、タイヤが温まっていない為かシリーズランキングポイントリーダーの加藤選手がスピンを喫してしまう。スピン後、コースに復帰する際にやや焦ってしまった加藤選手はトランスミッションを痛めてしまいピットイン。そのまま計測できずに予選はリタイアとなる。
予選トップ争いは長谷川選手と関西より遠征の上村選手とでお互いにタイムを更新し合い、激しいポールの取り合いとなるが、最終的に上村選手がポールポジション獲得。長谷川選手は計測残り1周となる8周目にベストを出すも0.6秒届かず予選2位となった。
9月6日(日) 11時53分決勝スタート
天候:曇り コース:ドライ 気温:22℃ 湿度:74% 路温:29℃
シグナルブラックアウトでレーススタート。最後尾の加藤選手が好スタートを決め、1コーナー進入までに中村凌選手をパス、4コーナーで小松選手をインからかわし4番手へ浮上する。加藤選手は前を走る豊島選手に引っかかる形で2周目へ入るが、ホームストレートで豊島選手の後ろでスリップストリームに入り、2周目の1コーナー進入でインを取り3番手に浮上する。
一方、先頭集団は上村選手、長谷川選手の上位2台が少し抜け出す格好に。後続との差を徐々に広げていく。
4周目、トップ上村選手との差を詰めてきた長谷川選手がホームストレートでスリップに入り1コーナーでイン側からオーバーテイク、トップに浮上する。しかし、バックストレッチで後ろにピッタリつかれると、馬の背コーナー進入のブレーキングでインを取られ2番手に後退してしまうが、すぐさま5周目ホームストレートで再びスリップに入り、今度はアウト側からオーバーテイク、再びトップに立つ。
迎えた8周目、上村選手と長谷川選手にジャンプスタートによるドライブスルーペナルティの裁定が下され、9周目に2台そろってピットロードへ。その間に加藤選手が難なくトップに浮上する。
ドライブスルーペナルティを消化した2選手は3番手に浮上していた小松選手の後ろでコースに復帰。小松選手、長谷川選手、上村選手の三つ巴のバトルになるが、3位争いは小松選手をパスした長谷川選手と上村選手のバトルに。
レースはファイナルラップへ。10秒以上差をつけていた加藤選手がそのままチェッカー。豊島選手が2位につける。一方、3位争いで上村選手に先行を許していた長谷川選手だったが、最終コーナーからホームストレート立ち上がりで上村選手の真後ろにピッタリつけスリップに入ると、車速を伸ばして最後は車を右に振ってゴールラインへ。2台が並んでゴールラインを通過するも、わずか0.097秒長谷川選手が上回り、見事逆転3位でチェッカーを受けた。
小松選手は3周目、一時4番手に後退した豊島選手のスリップに入り、1コーナー進入でイン側にポジションを取り見事パス。3番手となる力走を見せたが、翌周にパスした豊島選手に逆転され4番手に後退。長谷川選手、上村選手のペナルティに伴い一時は3位を走るも、最終的には5位でフィニッシュ。中村凌選手が6位で続いた。
今回の結果により加藤選手は最終戦でリタイヤしない限りシリーズチャンピオンとなる。

2015年岡山チャレンジカップ第3戦

強い陽射しのもと、岡山SーFJシリーズ第3戦が開催された。皆の注目は、#‎34阪口陽南の参戦。7月に16歳になったばかりで、今回が四輪デビュー戦となるが、すでにカート界では知らない人はいないほどの実力者である。この日、JAF-F4西日本のダブルヘッダーにも参戦。
12台での予選、その阪口が序盤から終始トップの座を守る。いっぽう2番手争いは、#‎2兒島弘訓、#‎28片山義章、#‎58大湯都史樹、が1分39秒台でひしめきあっていた。最後のアタックで、阪口が38秒台を叩き出す。順に片山、兒島、ランキングトップの大湯は4番手からのスタートとなった。

決勝では、阪口がスタートを難なく決め、トップで1コーナーを周る。4番グリッドからの大湯が好スタートを決めて3位に浮上、逆に兒島は一歩出遅れてしまう。大湯はヘアピンで片山を交わし、2位まで上がってきた。しかし、片山も離されることなく1秒以内で大湯の背後に迫る。そのすぐ後方では、#61 吉田宣弘と兒島の接近戦が白熱していた。しかし、その吉田になんとフライングスタートの掲示が。ドライブスルーペナルティとなり、ここで吉田は後方へと下がってしまった。
トップの阪口は、周回毎に2位大湯との差を広げ、四輪デビュー戦とは思えぬパフォーマンスを見せる。8周を終えた時点で1分39秒台を叩き出し、ただ一人40秒台の壁を越えた。独走の阪口とは対照的な大湯と片山の接近戦、その差は最後まで1秒以内であったが、大湯が譲ることなく、阪口・大湯・片山の順でチェッカーを受けた。現在シリーズチャンピオンの大湯に新たな強敵が出現、2015年の岡山シリーズは最後まで予測のつかないレースが繰り広げられそうである!
【優勝】 #34 阪口陽南
「今回、JAF-F4とのWエントリーだったので、その分自信はありました。しかし、予選のラップタイムは良くなかったので不満ですね。木金土よりも遅いです。決勝ではスタートは落ち着いていけました。ちょっとインに入られかけましたが(汗)。後半になるにつれ、タイヤとマシンのバランスが合ってきて。今回すごく乗りやすいクルマに仕上げていただきました、メカニックの皆さんに凄く感謝しています。自分での採点は、今回デビュー戦は80点でしょうか(苦笑)。クルージングしているように見えたようですが、結構…というか、かなりガムシャラに走っていました。今年はおそらく…あとの2戦出れるのでは? と思います。」
【2位】#2 大湯都史樹
「ポールを獲れなかったのは、自分の力量です。スタートで一発前に出るしかない! と思っていました。今までで一番の良いスタートが決まって、ホッとしました(笑) ヘアピンで片山選手を抜いて2位に浮上出来ましたが、ずっとミラーに片山君が写っていました。まだ、自分の走り方にクセがあり…かなり悩むところです。まあ、何よりスタートで良いリズムが刻めたので、そのままいけたー!という感じですね。マシンに問題も無かったし、優勝出来なかったのは自分のせい。次回はもっと煮詰めて頑張ります!」

2015スーパーFJ 東北シリーズ 第3戦

7月12日(日)予選・決勝
スポーツランド菅生 1LAP=3.704km 出走:6台
7月12日(日) 16時15分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:32℃ 湿度:29% 路温:55℃

各車きれいにスタート。オープニングラップは順位に変動なく迎えた2周目の1コーナーでのブレーキング勝負、3番手長谷川選手がアウト側からオーバーテイク、豊島選手をかわし2位に浮上する。その後は加藤選手、長谷川選手のトップ2台が3位以下を引き離す一方、長谷川選手がトップの加藤選手にプレッシャーをかけ続ける。
5周目1コーナーで長谷川選手がトップ加藤選手に仕掛けアウト側から進入、2周目に豊島選手をパスした際と同じように外から見事にオーバーテイク。しかしかわされた加藤選手もすぐさま4コーナーで再びトップを奪取。一進一退の攻防を繰り広げる。
しかし、ここで6番手を走行していた中村選手が単独でクラッシュ。セーフティカーが導入され、加藤選手、長谷川選手が3位以下に対して築いていたマージンが一気になくなってしまう。
セーフティーカーが1周入った後の8周目にレース再開。ここで長谷川選手が再開後の加速でシフトミス。1コーナー進入手前で豊島選手にかわされ3番手に後退してしまう。若干トップ2台に引き離された長谷川選手だったが、すぐにトップ2台に追いつき三つ巴の争いに。
そしてそのまま迎えたファイナルラップ最終コーナー110R。2番手豊島選手のスリップについた長谷川選手が豊島選手に並びホームストレートへ。最後はゴールライン直前で長谷川選手がパスし、加藤選手に続く2位チェッカー。3番手豊島選手とはわずか0.037秒差だった。豊島選手は最後パスされ3位、小松選手は4位、今井選手が5位に続いた。

2015_TOHOKU-03_Rd-3

2015年オートポリス・ゴールドカップ第3戦

オートポリス・ゴールドカップ第3戦スーパーFJ決勝
(1周4,674m)  2015.7.12ドライ

ウェット状態の予選は、#38Aaron Mayが唯一2分7秒734でポールを獲得。フロントロウには、今回こそ表彰台のてっぺんを目指す #56川地欽也が0.886秒後に迫る。

ほぼドライ状況の中、14時40分より決勝コースインが始まった。全14台が集結、シリーズ開幕から2連勝 #57吉田宣弘のいない第3戦は、果たして誰が栄冠をつかむのだろうか!? シグナルが消え、各車一斉にスタート。ポールのAaron Mayが好スタートを見せるも、川地がアウトから襲い掛かりホールショットを奪った。オープニングを追え、トップに川地、Aaron、#9佐野新世の順となっている。
トップ川地とAaronの差は1秒以内。がしかし、ここでAaronにペナルティが掲示された。内容は「フライングスタート」。ドライブスルーが科せられた。掲示されて3周の間にペナルティを受けるルールなのだが、いっこうにAaronはピットへ向かわない。のちにインタビューしたところ「終始、川地とのバトルに集中してしまい、旗を完全に見落としていました…。失格になってしまったけど、これも僕の責任・余裕の無さなので…次回からは気を付けます」とのこと。
そんなわけで、川地とAaronの接近戦は終盤までずっと続き、チェッカーを受けるまで両者のバトルは続いた。チェッカー後、2位の佐野と#27中村玄は、ひとつ順位が上がったので、表彰台となり驚きながらも笑顔が印象的だった。
 
  終わってみればこのレース、タイヤの選択で泣いた選手がいた。ドライ状況ではあるが遠くに雨雲の姿も見え、見越してレインタイヤを履かせた選手が数人。これはまさしく賭けであった。だが天候は回復し、結局レイン組は下位に…。空模様が目まぐるしく変わるオートポリス、運を味方に付けるのが最も難しいのかも知れない。
<優勝:#56川地欽也>
「スタートですが…Aaron選手がフライングしたかな? と感じていたので、お先に〜と思っていたのですが、ピタリと背後につけられ。これは押さえておかないと! とプッシュしました。自分は裏コースが得意なので、そこで差をつけようと。逆に佐野君がくるかなあ〜と、それも心配でしたね。しかし今回は気分的にラクなレースでした。あと2戦…吉田(宣弘)君が出なければ、シリーズチャンピオンも夢じゃない!?(笑)ちょうど2年振りの優勝で今回が2回目。あ、その時も第3戦だったなぁ〜(笑) 」
<2位: #9 佐野新世>
自己最高順位の佐野選手。「決勝では、前の2台が速いので、ただただ淡々と走るしかなかったですね。既に皮むきしてるタイヤだったんで、接触したり飛ばされないように気を付けようと。ただひたすら3位キープに徹していましたが、棚ぼたでひとつ順位が上がって2位になっちゃいました(笑) 」

2015年 鈴鹿クラブマンレース Round4

●シリーズ名称:2015 鈴鹿クラブマンレースRound4 Endurance Stage
●主催:中日本自動車短期大学レーシングクラブ(ARCN)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
●協力:チーム淀・ARC・AASC・OCCK・KRHC
●競技:JAF公認・準国内格式 公認番号2015-2003
●会場:鈴鹿サーキット フルコース(5.807km)
●開催レース:スーパーFJ /15台

6月27日(土)〜28日(日)、鈴鹿サーキットフルコースで「2015 鈴鹿クラブマンレースRound4 Endurance Stage」が開催されました。

土曜日に20分間の予選が行われ、平木玲次選手が初のポールポジションを獲得しました。2番手に平優弥選手、3番手に八巻渉選手と続きます。

ポールポジションの平木玲次選手が、まさかのエンジンストール。吉田宣弘選手がホールショットを奪います。そのオープニングラップのスプーンカーブで平選手が吉田選手をかわしますが130Rでオーバーラン。平選手は再び2位に後退。後方ではスタートで最後尾まで落ちた平木選手が6位まで順位を回復すると6周目には4位に浮上、トップ争いに迫ります。7周目の1コーナーで平選手が吉田選手をパス、その直後のシケイ ンで吉田選手が痛恨のスピンし戦線離脱。トップ争いの平選手、八巻選手に平木選手が急接近。8周目の200R立ち上がりでトップに立った平木選手が見事な大逆転でポールtoウィンを飾りました。

2015スーパーFJ 富士シリーズ 第3戦

6月20日(土) 予選・決勝

富士スピードウェイ  1LAP=4.563km   出走:13台

6月20日(土) 9時15分予選スタート
天候:曇り コース:ドライ 気温:22℃ 湿度:54% 路温:24℃

序盤から赤堀選手がトップタイムをマーク。8分経過で深村選手が4番手タイムを出すと、今度は飯嶋選手がトップタイムを更新。12分経過で深村選手5位浮上、Chang選手が2位、15分経過で加納選手が1位、最後は再び赤堀選手がトップタイムをマークしポールポジションを獲得した。19分で飯嶋選手が2番手浮上、最後のアタックで小松選手が3位浮上。前回ポールトゥウィンの深村選手は一時4番手タイムをマークしたが、5番手タイムで予選を終えた。
6月20日(土) 13時03分決勝スタート
天候:曇り  コース:ドライ  気温:22℃ 湿度:59% 路温:29℃

ポールの赤堀選手が好スタート。2番手飯嶋選手、3番手小松選手もいいスタートを決め、上位3台のトップ争いと、少し離れて加納選手、深村選手の4位争いが展開される。
2周目ホームストレートで2番手飯嶋選手がトップ赤堀選手のスリップに入り、1コーナー進入でトップに浮上。2番手に後退した赤堀選手と3位小松選手のサイドバイサイドになり、その間に少し離れていた4位争いの加納選手、深村選手の2台が接近し5台の団子状態に。2コーナー〜アドバンコーナーを抜け、続くダンロップコーナー進入でインを刺した深村選手が4番手に浮上。しかし、深村選手は3周目ホームストレートでスリップに入られ5位に後退してしまう。さらにその後ろからは6位安部選手も迫ってくる。
しかし4周目、ジャンプスタートによるドライブスルーペナルティが下されていた3番手赤堀選手がピットロードへ向かい戦線離脱。小松選手、飯嶋選手、加納選手のZAP SPEED勢が1-2-3、そして深村選手のオーダーとなり、上位2台が離れ、少し遅れて加納選手、深村選手と続く。そして、加納選手を射程圏に捉えていた深村選手は5周目ホームストレートでスリップストリームを利用して3番手に浮上するも、コカコーラコーナーでかわされ再び4位に。すると、続く安部選手にもかわされ5位に後退してしまう。
迎えたファイナルラップのダンロップコーナー立ち上がりで2番手飯嶋選手が痛恨の単独スピン。復帰する間に加納選手、深村選手がパスして行きそのままチェッカー。小松選手が優勝、加納選手が2位、深村選手が3位表彰台となった。小松選手は開幕線以来の2勝目となった。
スーパーFJ富士シリーズ第3戦

公式予選正式結果 2015.6.20 曇り/ドライ
順位 ゼッケン ドライバー エントリー名 タイム
1 22 赤堀憲臣 150WMユニルオパール10V 1.52.212
2 18 飯嶋郁陽 ZAP SPEED・ED 1.52.577
3 19 小松圭佑 ZAP SPEED 10V ED 1.52.733
4 20 加納亨介 ZAPオミッターズ10V ED 1.52.874
5 36 深村 匠 アルビGIA玉三郎10V ED 1.53.428
6 25 鶴若 昴 WRSツルワカKK-S2 1.53.539
7 2 安部 哲 ガレージ茶畑10V ED 1.53.788
8 8 野村大樹 WRS NOMURA 10V 1.53.877
9 37 草野貴哉 アルビメークウィナーED 1.54.282
10 41 今中大介 B-MAX・RACING10V 1.55.480

決勝正式結果 2015.6.20 曇り/ドライ 12Laps 
順位 ゼッケン ドライバー エントリー名 タイム
1 19 小松圭佑 ZAP SPEED 10V ED 22.40.835
2 20 加納亨介 ZAPオミッターズ10V ED 22.49.759
3 36 深村 匠 アルビGIA玉三郎10V ED 22.51.219
4 25 鶴若 昴 WRSツルワカKK-S2 23.10.549
5 2 安部 哲 ガレージ茶畑10V ED 23.10.726
6 22 赤堀憲臣 150WMユニルオパール10V 23.10.942
7 8 野村大樹 WRS NOMURA 10V 23.15.194
8 18 飯嶋郁陽 ZAP SPEED・ED 23.15.572
9 37 草野貴哉 アルビメークウィナーED 23.25.483
10 41 今中大介 B-MAX・RACING10V 23.32.258

小松選手コメント
ウェットに感覚をアジャストするのに少し時間がかかってしまいました。それで序盤にタイムが出せなくて焦りを生みました。
今後は今回のことを教訓に、直ぐにアジャスト出来るようにします。
また、タイムが悪いことで精神的余裕がなくなってしまうような事が無いようにしていきます。
決勝については特にミスは無かったですが、タイヤを前半から使い過ぎてしまった点については今後の課題です。また、ファステストが取れなかった事も悔やまれます。
レース中盤からずっとトップだったのでスリップが使えなかったこともありますが、より速く走れるようにセッティングやドライビングなどを研究していきます。

加納選手コメント
(予選コメント)
梅雨の晴れ間となりました。金曜日の前日練習が雨でスローペースだったので、体と脳みそがドライ路面のスピードに順応できるか心配だったので、新品タイヤを信頼し、気持ちを強く持って予選に臨みました。しかしながら序盤からリズムに乗れず、なかでもコカ・コーラコーナーを攻め切れず、グリッドは4番手。自分としては悪くない位置ですが、メンタル面でもう少し強さがあれば、フロントローも狙えたと思います。各セクター自己ベストの周に最終コーナーでスピンしたのが悔やまれます。

(決勝コメント)
スタートは可もなく不可もなく、4番手キープのまま1コーナーを通過。上位3台にジリジリと離されてゆく展開でしたが、そのうちの1台にフライングペナルティが下って労せずして3番手。さらに最終ラップで前を走るチームメイトがスピンして労せずして2番手。自力で1台も抜くことなく2つ順位を上げて2位でゴールとなりました。自己最高位ではありますが、内容的には反省点が多く、スッキリしない後味となりました。序盤のタイム立ち上げの悪さ、追い立てられたときの冷静さ、そして絶対的なスピードなど、以前と変わらぬ課題を持ち越しています。しっかりとテーマを持って練習に励みたいと思います。

2015スーパーFJ 東北シリーズ 第2戦

5月23日(土)予選・決勝
スポーツランド菅生 1LAP=3.704km 出走:5台

5月23日(日) 11時30分予選スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:32℃ 路温:53℃
第1戦優勝の加藤選手、リベンジを目指す長谷川選手・豊島選手を中心としたトップ争いになる。中盤は長谷川選手がリードして迎えた残り約2分、トップの長谷川選手のタイムを豊島選手が逆転。さらに、最後のアタックで3番手タイムだった加藤選手も長谷川選手のタイムを上回るが、豊島選手のタイムは超えられず2番手に。長谷川選手も最後のアタックで自身のタイムを更新するも、予選3位となった。小松選手が4番手に続き、前回のレースウィークより大幅にタイムを上げてきた中村選手が5番手となった。

5月23日(日) 17時17分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:29℃ 路温:42℃
2番グリッドの加藤選手が好スタートを決め、1コーナー進入までにトップに浮上。直後にポールの豊島選手が続き、やや離れて長谷川選手というオーダーとなる。
2周目ホームストレートでスリップストリームについた2番手の豊島選手が1コーナー進入でアウトから仕掛けると、加藤選手の左リヤタイヤと豊島選手の右フロントタイヤが接触。豊島選手は1コーナーを減速しないまま直進しコースオフ、リタイヤとなり、接触の隙をぬって長谷川選手がトップに浮上。加藤選手は2番手に後退する。
レースはそのまま長谷川選手が17秒の差をつけ自身初優勝。加藤選手、小松選手、中村選手の順でチェッカーを受け、アルビレックス・レーシング・チームの表彰台独占となった。
レース後、加藤選手が審議の対象となったため、小松選手、中村選手が繰り上がって暫定表彰式が行われたが、加藤選手は訓戒のペナルティを受けたがレース結果に変動はなく、チェッカーを受けた順通りに加藤選手2位、小松選手3位、中村選手4位が正式結果となった。2015東北Rd.2予選結果

2015東北Rd.2決勝結果

2015スーパーFJ 富士シリーズ 第2戦

5月16日(土) 予選・決勝 富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:15台

5月16日(土) 8時20分予選スタート
天候:雨 コース:ウェット 気温:19℃ 湿度:82% 路温:19℃
計測1周目、深村選手がまずはトップタイムをマークしたが、2周目にクラッシュが発生し約10分間、赤旗中断となる。再コースイン後、各選手は徐々にタイムを上げていき、深村選手がトップタイムのまま時間が経過していく。
残り2分、3番手の草野選手がベストラップを更新しついに2番手に浮上。アルビレックスレーシングチームがフロントローを獲得するかと思われたが、残り1分、それまで2〜3番手をキープしていた第1戦優勝の小松選手が全体のベストラップをマークしトップに浮上。深村選手・草野選手の最後のアタックでもタイムを上回ることはできず、小松選手が予選1位、深村選手が2位、草野選手が3位と続いた。
しかしその後、1位の小松選手がピットレーンの速度違反により予選結果から2グリッド降格となるペナルティが科せられ、結果的にポールポジションは深村選手、2番手に草野選手となり、アルビレックスレーシングチームがフロントローを獲得。3番手に小松選手となった。

5月16日(土) 12時33分決勝スタート
天候:小雨 コース:ウェット 気温:21℃ 湿度:82%
ポールの深村選手はまずまずのスタートを決めたが、3番グリッドの小松選手が好スタートを決め、深村選手と2番手草野選手の間を縫って2番手に浮上。草野選手は後続にもかわされ1コーナーを過ぎた時点で5番手まで後退してしまう。一方、深村選手はコカコーラコーナーでイン側から小松選手に真横に並ばれ進入。若干小松選手の挙動が乱れたか危うく接触しそうになり、深村選手は接触を避けるために外のエスケープゾーンに大きくはみ出し、小松選手もコースを外れ姿勢を乱してスピンを喫する。深村選手はすぐにコースに復帰するもトップを赤堀選手に明け渡し、続く加納選手との2番手争いに。サイドバイサイドのまま100R〜アドバンコーナー〜300Rを経て、ダンロップコーナー進入で単独2位に立つ。
2位に浮上した深村選手は、今度はトップ赤堀選手を追い詰めていくと、2周目1コーナーでイン側から揺さぶりをかけるもパスには至らず。しかし明らかにペースは深村選手の方が速く、アドバンコーナーで再度しかけた深村選手が立ち上がりでついにトップを奪取。その後は安定した走りでトップをキープし、そのまま逃げ切り自身初優勝を果たした。2位には赤堀選手が続き、残り3周で加納選手を逆転した飯嶋選手が3位につけた。

オートポリス・ゴールドカップ第2戦

オートポリス・ゴールドカップ第2戦スーパーFJ決勝
1周4,674m 2015.5.10ドライ

前日は雨模様だった上津江も、大会当日にはすっかりお天気に恵まれたオートポリスS-FJシリーズ第2戦。全11台が揃う中、前回の覇者 #57吉田宣弘が急遽参戦。その吉田は予選、1度もトップを譲らず唯一人2分を切り、1分58秒793でポールを獲得する。続いて前回の2位 #56川地欽也、そして#38 Aaron Mayが3番手と、この順位は終始入れ替わることなく予選は終了した。

 気温は上昇するも、想定内の暑さでの決勝。フォーメーションが済んで各車スタートを待つだけの状態……といった時点で、なんと計時システムにトラブルが発生。これにより、スタートディレイとなり、1周回減算の9周レースと変更になる。
14時30分にスタートが切られ、好スタートでトップに出たのは吉田。続いて川地、そして#9佐野新世とAaron Mayが3位争いとなる。のちに、Aaron Mayが一歩リードすることとなった。オープニングで2位川地に2.025秒のリードをつけ、その後も周回毎に差をつけ序盤から単独走行に持ち込んだ吉田。川地、Aaron Mayと予選順位のまま走行は続いていく。一方、5番手スタートだった#27中村玄が、中盤に#8岡井貴経に逆転劇を許し後退する。「メンタル面でしょうか……。トラブル的なものはなかったんですけど」中村はため息まじりに語る。吉田が決勝でも唯一の2分切りで走行、5周を終えた時点で2位の川地に約7秒の差をつけて、クルージング状態となっていた。後半、#11Fukujirouと#28吉元薫が、テールトゥノーズの接近戦を繰り広げていた。だが、ファイナルラップでFukujirouにギアトラブルが発生、ここで惜しくも勝敗がついてしまう。
9周回を終え、12.6秒の大差をつけて圧勝した吉田。2位に川地、続いてAaron Mayが3位に入り、第1戦表彰台・吉田、川地の図は変わらぬままである。なお、今回は還暦を過ぎての参戦 #7北村秀夫が、見事なパフォーマンスを見せている。
さて、第3戦は一番マシンにきつい時期と思われる7月12日。新たな参戦者の名前も浮上している。予測がつかない展開になりそうなレース、非常に興味深い1戦になることであろう。

優勝:#57 吉田宣弘
「今回は、まったく何もかもに問題がなかったですね。タイヤもいい具合に剥けていたし、スタートも決まりましたしね。独走になった時は、どこまでタイムを出せるか? と思いましたが、ちょっと辞めときました(笑) 今回のコンディションは文句なしです! 」

2位: #56 川地欽也
「予選でスピンして、タイヤにダメージを出てしまったのが、ちょっと痛かったですね。ただ、今回はバトルというものがなく、ほぼ単独走行っぽくなってしまったので、レース的には淡々と走っている感じでした。ミスしてしまったとき、ミラーにAaronさんが近付いたのが見えたので、それからは慎重になっていましたね。次戦こそは表彰台の真ん中狙います〜(笑) 」

3位:#38 Aaron May
「今回予選がいきなりの走行だったので、結構苦労しましたね。なにせ全然練習できてないのが痛かったです。川地選手の姿は見えましたが、シフトミスばかりやってしまって。こりゃ〜冷静にならないと、と思って走行していましたが……。今シーズンは参戦予定ですが、うーん何せ仕事が忙しすぎて、走り込みが十分に出来ないのがツラいですね 」