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2015スーパーFJ 東北シリーズ 第3戦

7月12日(日)予選・決勝
スポーツランド菅生 1LAP=3.704km 出走:6台
7月12日(日) 16時15分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:32℃ 湿度:29% 路温:55℃

各車きれいにスタート。オープニングラップは順位に変動なく迎えた2周目の1コーナーでのブレーキング勝負、3番手長谷川選手がアウト側からオーバーテイク、豊島選手をかわし2位に浮上する。その後は加藤選手、長谷川選手のトップ2台が3位以下を引き離す一方、長谷川選手がトップの加藤選手にプレッシャーをかけ続ける。
5周目1コーナーで長谷川選手がトップ加藤選手に仕掛けアウト側から進入、2周目に豊島選手をパスした際と同じように外から見事にオーバーテイク。しかしかわされた加藤選手もすぐさま4コーナーで再びトップを奪取。一進一退の攻防を繰り広げる。
しかし、ここで6番手を走行していた中村選手が単独でクラッシュ。セーフティカーが導入され、加藤選手、長谷川選手が3位以下に対して築いていたマージンが一気になくなってしまう。
セーフティーカーが1周入った後の8周目にレース再開。ここで長谷川選手が再開後の加速でシフトミス。1コーナー進入手前で豊島選手にかわされ3番手に後退してしまう。若干トップ2台に引き離された長谷川選手だったが、すぐにトップ2台に追いつき三つ巴の争いに。
そしてそのまま迎えたファイナルラップ最終コーナー110R。2番手豊島選手のスリップについた長谷川選手が豊島選手に並びホームストレートへ。最後はゴールライン直前で長谷川選手がパスし、加藤選手に続く2位チェッカー。3番手豊島選手とはわずか0.037秒差だった。豊島選手は最後パスされ3位、小松選手は4位、今井選手が5位に続いた。

2015_TOHOKU-03_Rd-3

2015年 鈴鹿クラブマンレース Round4

●シリーズ名称:2015 鈴鹿クラブマンレースRound4 Endurance Stage
●主催:中日本自動車短期大学レーシングクラブ(ARCN)・鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
●協力:チーム淀・ARC・AASC・OCCK・KRHC
●競技:JAF公認・準国内格式 公認番号2015-2003
●会場:鈴鹿サーキット フルコース(5.807km)
●開催レース:スーパーFJ /15台

6月27日(土)〜28日(日)、鈴鹿サーキットフルコースで「2015 鈴鹿クラブマンレースRound4 Endurance Stage」が開催されました。

土曜日に20分間の予選が行われ、平木玲次選手が初のポールポジションを獲得しました。2番手に平優弥選手、3番手に八巻渉選手と続きます。

ポールポジションの平木玲次選手が、まさかのエンジンストール。吉田宣弘選手がホールショットを奪います。そのオープニングラップのスプーンカーブで平選手が吉田選手をかわしますが130Rでオーバーラン。平選手は再び2位に後退。後方ではスタートで最後尾まで落ちた平木選手が6位まで順位を回復すると6周目には4位に浮上、トップ争いに迫ります。7周目の1コーナーで平選手が吉田選手をパス、その直後のシケイ ンで吉田選手が痛恨のスピンし戦線離脱。トップ争いの平選手、八巻選手に平木選手が急接近。8周目の200R立ち上がりでトップに立った平木選手が見事な大逆転でポールtoウィンを飾りました。

2015スーパーFJ 富士シリーズ 第3戦

6月20日(土) 予選・決勝

富士スピードウェイ  1LAP=4.563km   出走:13台

6月20日(土) 9時15分予選スタート
天候:曇り コース:ドライ 気温:22℃ 湿度:54% 路温:24℃

序盤から赤堀選手がトップタイムをマーク。8分経過で深村選手が4番手タイムを出すと、今度は飯嶋選手がトップタイムを更新。12分経過で深村選手5位浮上、Chang選手が2位、15分経過で加納選手が1位、最後は再び赤堀選手がトップタイムをマークしポールポジションを獲得した。19分で飯嶋選手が2番手浮上、最後のアタックで小松選手が3位浮上。前回ポールトゥウィンの深村選手は一時4番手タイムをマークしたが、5番手タイムで予選を終えた。
6月20日(土) 13時03分決勝スタート
天候:曇り  コース:ドライ  気温:22℃ 湿度:59% 路温:29℃

ポールの赤堀選手が好スタート。2番手飯嶋選手、3番手小松選手もいいスタートを決め、上位3台のトップ争いと、少し離れて加納選手、深村選手の4位争いが展開される。
2周目ホームストレートで2番手飯嶋選手がトップ赤堀選手のスリップに入り、1コーナー進入でトップに浮上。2番手に後退した赤堀選手と3位小松選手のサイドバイサイドになり、その間に少し離れていた4位争いの加納選手、深村選手の2台が接近し5台の団子状態に。2コーナー〜アドバンコーナーを抜け、続くダンロップコーナー進入でインを刺した深村選手が4番手に浮上。しかし、深村選手は3周目ホームストレートでスリップに入られ5位に後退してしまう。さらにその後ろからは6位安部選手も迫ってくる。
しかし4周目、ジャンプスタートによるドライブスルーペナルティが下されていた3番手赤堀選手がピットロードへ向かい戦線離脱。小松選手、飯嶋選手、加納選手のZAP SPEED勢が1-2-3、そして深村選手のオーダーとなり、上位2台が離れ、少し遅れて加納選手、深村選手と続く。そして、加納選手を射程圏に捉えていた深村選手は5周目ホームストレートでスリップストリームを利用して3番手に浮上するも、コカコーラコーナーでかわされ再び4位に。すると、続く安部選手にもかわされ5位に後退してしまう。
迎えたファイナルラップのダンロップコーナー立ち上がりで2番手飯嶋選手が痛恨の単独スピン。復帰する間に加納選手、深村選手がパスして行きそのままチェッカー。小松選手が優勝、加納選手が2位、深村選手が3位表彰台となった。小松選手は開幕線以来の2勝目となった。
スーパーFJ富士シリーズ第3戦

公式予選正式結果 2015.6.20 曇り/ドライ
順位 ゼッケン ドライバー エントリー名 タイム
1 22 赤堀憲臣 150WMユニルオパール10V 1.52.212
2 18 飯嶋郁陽 ZAP SPEED・ED 1.52.577
3 19 小松圭佑 ZAP SPEED 10V ED 1.52.733
4 20 加納亨介 ZAPオミッターズ10V ED 1.52.874
5 36 深村 匠 アルビGIA玉三郎10V ED 1.53.428
6 25 鶴若 昴 WRSツルワカKK-S2 1.53.539
7 2 安部 哲 ガレージ茶畑10V ED 1.53.788
8 8 野村大樹 WRS NOMURA 10V 1.53.877
9 37 草野貴哉 アルビメークウィナーED 1.54.282
10 41 今中大介 B-MAX・RACING10V 1.55.480

決勝正式結果 2015.6.20 曇り/ドライ 12Laps 
順位 ゼッケン ドライバー エントリー名 タイム
1 19 小松圭佑 ZAP SPEED 10V ED 22.40.835
2 20 加納亨介 ZAPオミッターズ10V ED 22.49.759
3 36 深村 匠 アルビGIA玉三郎10V ED 22.51.219
4 25 鶴若 昴 WRSツルワカKK-S2 23.10.549
5 2 安部 哲 ガレージ茶畑10V ED 23.10.726
6 22 赤堀憲臣 150WMユニルオパール10V 23.10.942
7 8 野村大樹 WRS NOMURA 10V 23.15.194
8 18 飯嶋郁陽 ZAP SPEED・ED 23.15.572
9 37 草野貴哉 アルビメークウィナーED 23.25.483
10 41 今中大介 B-MAX・RACING10V 23.32.258

小松選手コメント
ウェットに感覚をアジャストするのに少し時間がかかってしまいました。それで序盤にタイムが出せなくて焦りを生みました。
今後は今回のことを教訓に、直ぐにアジャスト出来るようにします。
また、タイムが悪いことで精神的余裕がなくなってしまうような事が無いようにしていきます。
決勝については特にミスは無かったですが、タイヤを前半から使い過ぎてしまった点については今後の課題です。また、ファステストが取れなかった事も悔やまれます。
レース中盤からずっとトップだったのでスリップが使えなかったこともありますが、より速く走れるようにセッティングやドライビングなどを研究していきます。

加納選手コメント
(予選コメント)
梅雨の晴れ間となりました。金曜日の前日練習が雨でスローペースだったので、体と脳みそがドライ路面のスピードに順応できるか心配だったので、新品タイヤを信頼し、気持ちを強く持って予選に臨みました。しかしながら序盤からリズムに乗れず、なかでもコカ・コーラコーナーを攻め切れず、グリッドは4番手。自分としては悪くない位置ですが、メンタル面でもう少し強さがあれば、フロントローも狙えたと思います。各セクター自己ベストの周に最終コーナーでスピンしたのが悔やまれます。

(決勝コメント)
スタートは可もなく不可もなく、4番手キープのまま1コーナーを通過。上位3台にジリジリと離されてゆく展開でしたが、そのうちの1台にフライングペナルティが下って労せずして3番手。さらに最終ラップで前を走るチームメイトがスピンして労せずして2番手。自力で1台も抜くことなく2つ順位を上げて2位でゴールとなりました。自己最高位ではありますが、内容的には反省点が多く、スッキリしない後味となりました。序盤のタイム立ち上げの悪さ、追い立てられたときの冷静さ、そして絶対的なスピードなど、以前と変わらぬ課題を持ち越しています。しっかりとテーマを持って練習に励みたいと思います。

2015スーパーFJ 東北シリーズ 第2戦

5月23日(土)予選・決勝
スポーツランド菅生 1LAP=3.704km 出走:5台

5月23日(日) 11時30分予選スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:32℃ 路温:53℃
第1戦優勝の加藤選手、リベンジを目指す長谷川選手・豊島選手を中心としたトップ争いになる。中盤は長谷川選手がリードして迎えた残り約2分、トップの長谷川選手のタイムを豊島選手が逆転。さらに、最後のアタックで3番手タイムだった加藤選手も長谷川選手のタイムを上回るが、豊島選手のタイムは超えられず2番手に。長谷川選手も最後のアタックで自身のタイムを更新するも、予選3位となった。小松選手が4番手に続き、前回のレースウィークより大幅にタイムを上げてきた中村選手が5番手となった。

5月23日(日) 17時17分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:29℃ 路温:42℃
2番グリッドの加藤選手が好スタートを決め、1コーナー進入までにトップに浮上。直後にポールの豊島選手が続き、やや離れて長谷川選手というオーダーとなる。
2周目ホームストレートでスリップストリームについた2番手の豊島選手が1コーナー進入でアウトから仕掛けると、加藤選手の左リヤタイヤと豊島選手の右フロントタイヤが接触。豊島選手は1コーナーを減速しないまま直進しコースオフ、リタイヤとなり、接触の隙をぬって長谷川選手がトップに浮上。加藤選手は2番手に後退する。
レースはそのまま長谷川選手が17秒の差をつけ自身初優勝。加藤選手、小松選手、中村選手の順でチェッカーを受け、アルビレックス・レーシング・チームの表彰台独占となった。
レース後、加藤選手が審議の対象となったため、小松選手、中村選手が繰り上がって暫定表彰式が行われたが、加藤選手は訓戒のペナルティを受けたがレース結果に変動はなく、チェッカーを受けた順通りに加藤選手2位、小松選手3位、中村選手4位が正式結果となった。2015東北Rd.2予選結果

2015東北Rd.2決勝結果

2015 S-Fjドリームカップレース開催のご案内

この度9月に鈴鹿サーキットで開催いたします「2015 FIA Fl世界選手権日本グランプリレース」において、昨年に引き続き、若手フォーミュラドライバーの育成を目的とした「2015S‐FJドリームカップレース」をサポートレースとして開催することを決定いたしました。

2015 S-FJ ドリームカップレース開催の御案内

触媒装置(FJA-C01)販売のご案内

触媒装置2014年度FJ協会よりJAF に申請し承認をうけました、SFJ
触媒装置の販売ルートに関しましてご案内をご連絡いたします。
S-FJ専用触媒装置(JAF承認済み) ユーザー販売価格¥26,000-(送料・消費税別)
(取り付けに関して加工を必要とします。)

ガレージ様購入先
尾川自動車有限会社
株式会社戸田レーシング
株式会社ハナシマレーシング
セキグチカーズ
株式会社メッカ
※取り付けについて 触媒入口の直径が従来品より大きいため、各ガレージ様にて調整が必要です。

2015スーパーFJ 富士シリーズ 第2戦

5月16日(土) 予選・決勝 富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:15台

5月16日(土) 8時20分予選スタート
天候:雨 コース:ウェット 気温:19℃ 湿度:82% 路温:19℃
計測1周目、深村選手がまずはトップタイムをマークしたが、2周目にクラッシュが発生し約10分間、赤旗中断となる。再コースイン後、各選手は徐々にタイムを上げていき、深村選手がトップタイムのまま時間が経過していく。
残り2分、3番手の草野選手がベストラップを更新しついに2番手に浮上。アルビレックスレーシングチームがフロントローを獲得するかと思われたが、残り1分、それまで2〜3番手をキープしていた第1戦優勝の小松選手が全体のベストラップをマークしトップに浮上。深村選手・草野選手の最後のアタックでもタイムを上回ることはできず、小松選手が予選1位、深村選手が2位、草野選手が3位と続いた。
しかしその後、1位の小松選手がピットレーンの速度違反により予選結果から2グリッド降格となるペナルティが科せられ、結果的にポールポジションは深村選手、2番手に草野選手となり、アルビレックスレーシングチームがフロントローを獲得。3番手に小松選手となった。

5月16日(土) 12時33分決勝スタート
天候:小雨 コース:ウェット 気温:21℃ 湿度:82%
ポールの深村選手はまずまずのスタートを決めたが、3番グリッドの小松選手が好スタートを決め、深村選手と2番手草野選手の間を縫って2番手に浮上。草野選手は後続にもかわされ1コーナーを過ぎた時点で5番手まで後退してしまう。一方、深村選手はコカコーラコーナーでイン側から小松選手に真横に並ばれ進入。若干小松選手の挙動が乱れたか危うく接触しそうになり、深村選手は接触を避けるために外のエスケープゾーンに大きくはみ出し、小松選手もコースを外れ姿勢を乱してスピンを喫する。深村選手はすぐにコースに復帰するもトップを赤堀選手に明け渡し、続く加納選手との2番手争いに。サイドバイサイドのまま100R〜アドバンコーナー〜300Rを経て、ダンロップコーナー進入で単独2位に立つ。
2位に浮上した深村選手は、今度はトップ赤堀選手を追い詰めていくと、2周目1コーナーでイン側から揺さぶりをかけるもパスには至らず。しかし明らかにペースは深村選手の方が速く、アドバンコーナーで再度しかけた深村選手が立ち上がりでついにトップを奪取。その後は安定した走りでトップをキープし、そのまま逃げ切り自身初優勝を果たした。2位には赤堀選手が続き、残り3周で加納選手を逆転した飯嶋選手が3位につけた。

オートポリス・ゴールドカップ第2戦

オートポリス・ゴールドカップ第2戦スーパーFJ決勝
1周4,674m 2015.5.10ドライ

前日は雨模様だった上津江も、大会当日にはすっかりお天気に恵まれたオートポリスS-FJシリーズ第2戦。全11台が揃う中、前回の覇者 #57吉田宣弘が急遽参戦。その吉田は予選、1度もトップを譲らず唯一人2分を切り、1分58秒793でポールを獲得する。続いて前回の2位 #56川地欽也、そして#38 Aaron Mayが3番手と、この順位は終始入れ替わることなく予選は終了した。

 気温は上昇するも、想定内の暑さでの決勝。フォーメーションが済んで各車スタートを待つだけの状態……といった時点で、なんと計時システムにトラブルが発生。これにより、スタートディレイとなり、1周回減算の9周レースと変更になる。
14時30分にスタートが切られ、好スタートでトップに出たのは吉田。続いて川地、そして#9佐野新世とAaron Mayが3位争いとなる。のちに、Aaron Mayが一歩リードすることとなった。オープニングで2位川地に2.025秒のリードをつけ、その後も周回毎に差をつけ序盤から単独走行に持ち込んだ吉田。川地、Aaron Mayと予選順位のまま走行は続いていく。一方、5番手スタートだった#27中村玄が、中盤に#8岡井貴経に逆転劇を許し後退する。「メンタル面でしょうか……。トラブル的なものはなかったんですけど」中村はため息まじりに語る。吉田が決勝でも唯一の2分切りで走行、5周を終えた時点で2位の川地に約7秒の差をつけて、クルージング状態となっていた。後半、#11Fukujirouと#28吉元薫が、テールトゥノーズの接近戦を繰り広げていた。だが、ファイナルラップでFukujirouにギアトラブルが発生、ここで惜しくも勝敗がついてしまう。
9周回を終え、12.6秒の大差をつけて圧勝した吉田。2位に川地、続いてAaron Mayが3位に入り、第1戦表彰台・吉田、川地の図は変わらぬままである。なお、今回は還暦を過ぎての参戦 #7北村秀夫が、見事なパフォーマンスを見せている。
さて、第3戦は一番マシンにきつい時期と思われる7月12日。新たな参戦者の名前も浮上している。予測がつかない展開になりそうなレース、非常に興味深い1戦になることであろう。

優勝:#57 吉田宣弘
「今回は、まったく何もかもに問題がなかったですね。タイヤもいい具合に剥けていたし、スタートも決まりましたしね。独走になった時は、どこまでタイムを出せるか? と思いましたが、ちょっと辞めときました(笑) 今回のコンディションは文句なしです! 」

2位: #56 川地欽也
「予選でスピンして、タイヤにダメージを出てしまったのが、ちょっと痛かったですね。ただ、今回はバトルというものがなく、ほぼ単独走行っぽくなってしまったので、レース的には淡々と走っている感じでした。ミスしてしまったとき、ミラーにAaronさんが近付いたのが見えたので、それからは慎重になっていましたね。次戦こそは表彰台の真ん中狙います〜(笑) 」

3位:#38 Aaron May
「今回予選がいきなりの走行だったので、結構苦労しましたね。なにせ全然練習できてないのが痛かったです。川地選手の姿は見えましたが、シフトミスばかりやってしまって。こりゃ〜冷静にならないと、と思って走行していましたが……。今シーズンは参戦予定ですが、うーん何せ仕事が忙しすぎて、走り込みが十分に出来ないのがツラいですね 」

2015年 鈴鹿クラブマンレース Round3


■開催概要●シリーズ名称: 2015 鈴鹿クラブマンレース Round2●主催 : オムニバスカークラブオブカンサイ(OCCK)鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)●協力 : OCCK・ARCN・KRHC・ARC・チーム淀 ●会場 : 鈴鹿サーキット 東コース(2.243km)●参加台数 : 14台

5月10日、鈴鹿サーキット東コースで「2015 鈴鹿クラブマンレース Round3」が開催されました。東コースは1周約2.5KMと短く、唯一の抜きどころは1~2コーナーで予選での順位が重要となります。

予選は15分間、ドライコンディションの中行われました。
見事ポールポジションは第2戦に引き続き平優弥選手が獲得、2番グリッドに平木玲次選手、3番手に八巻渉選手と続きます。

レースはポールポジションからスタートした平優弥選手が見事なスタートを切り先頭で1コーナーに入ります。2番手に八巻渉選手、3番手に平木玲次選手と続き先頭集団を形成します。レース序盤、ペースの上がらない八巻選手を平木選手がパス、2位に上り平選手に迫ります。平選手と平木選手は激しく争いながらの後続車を大きく引き離していきます。レース終盤、平木選手が平選手をオーバーテイク、トップに立つとそのまま逃げ切り見事優勝を飾りました。3位には八巻選手が入りました。

2015年岡山チャレンジカップ 第2戦

ドライ 2015年4月26日

早いもので、あっという間の岡山シリーズ第2戦。開幕の雨模様から一遍、汗ばむ天候での戦いとなった。今回はGAZOO Racing86/BRZ Raceも開催されており、通常よりも賑やかな雰囲気がサーキットに漂う。
 午前に全12台が15分間のアタックを開始。我れ先にとコースインしたのは#2 兒島弘訓。兒島を含め、#58 大湯都史樹、#57 吉田宣弘の三人による上位争いが繰り広げられる。周回毎にトップが変わっていく中、大湯が一歩前に出たかと思われた。しかし最後の周で、兒島が大湯を0.010秒差で抑え初のポールポジションを獲得「最後に向けてアタックしました。今日は乗りやすかったです」と語る。フロントロウに大湯、続いて吉田、スポット参戦の#1大原佳祐が4番手。この4名が1分39秒台にのせた。

13時48分、迎えた決勝。かなり気温が上昇、しかも86/BRZ Race の後ということもあり、路面はかなり難しい状況だ。だがそれも考慮して、いかに上手く走らせるか、ということが各々の課題になった。
好スタートを切ったのはP.Pの兒嶋。続いて吉田、大湯はスタートで出遅れ3位に後退する。だが、大湯の猛追撃が始まり、2周目に吉田を抜いた大湯はトップ兒島の背後まで迫りくる。コンマ2秒まで詰め寄り「兒島くんのミラーに映るように、プレッシャーを与えていました」と冷静な走りで5周目に兒島を捉え、トップに躍り出た。大湯と兒島のタイムはそれほど変わらずで、その後も離されまいと兒島は大湯の背後に位置取るが、「ミスを連発して…。集中力がプツンと切れてしまいました」と少しずつ差が広いていく。
 一方、3位を走行していた吉田は「ブレーキポイントを間違えてしまった」と、1ヘアの下りでスピンを喫し、クラッシュしてしまう。幸い復帰は出来たが、表彰台圏内からは離れてしまった。代わって4位走行の大原が3位に浮上する。

終盤にかけ、トップ大湯は快調に走行していく。11周を終えた時点でさらにファステストを更新し、そのままチェッカーを受け見事開幕から2連勝を成し遂げた。2位の兒島は3.734秒後に姿を見せる。3位は2.215秒まで迫ってきた吉田を抑え、大原がFJレース2回目の参戦で、嬉しい初表彰台とした。
第3戦は7月。もっとも暑い中での争いである。大湯の3連覇になるのか? 新しいウィナーが登場するのか! 16歳のツワモノが登場する情報も入ってきており、ますます目の離せない岡山シリーズになっている。
【優勝】 #58 大湯都史樹
「昨日から旋回が遅くて、ロガーを見て研究していました。予選で自分ではイケたかな? と思っていたのですが(苦笑) ドライでのレースは初めてで、詰めれるところはまだ沢山ある、と決勝で考えて走行しました。スタートはまた失敗しちゃって最悪。前を走る吉田さんを抜かないと、とすぐに頭を切り替えました。兒島くんのペースが速いと思ったんで、これはヤバいと思い…吉田さんを抜いた後、兒島くんの後ろに早くつかなきゃと思いました。トップに立てた後も、決して楽ではなく精一杯走行しました。路面が走りにくくて…。本当はもっとリードをつけたかったんですけど。表彰式後、嬉しくてピットに帰ったら、意外と静かで普通すぎて「あれ?」という感じでした(笑)」
【2位】#2 兒島弘訓 
「スタートは最高でしたね。その後、段々と大湯くんが近付いているのが分かってきて。前半は集中力が保てて、自分のほうが速い個所は判ったし、タイムもそんなに変わらないということも気づいていました。しかし後半になって、シフトミスはするわ、体力は落ちてくるわで……完全に集中力が切れてしまいました。体力的、精神的に自分の負けですね。メンタル面を強化して、次戦に挑みたいと思います。ポールは中学1年のカート以来の2回目で嬉しかったです。次戦は優勝します!」
【3位】#1 大原佳祐
岡山県出身。今年20歳になる大学生。「今年、韓国で開催されるFJに参戦するため、今回は参戦しました。カート経験はありますが、昨年よりスポット参戦で今回が2回目です。セッティングが難しいですね、結局最後まで決まってないままでしたが、もう少しに詰めると、まだまだタイムは出そうな気がします。某スクールを受講希望なんで、今年は同シリーズにあと1戦くらい出たいですね。
予選は、もう少しタイムが上がれば…と思いましたが、自分のミスがありまして。今日のレースはスタートも無難にいったという感じでしょうか。上位陣から差が離されたので……。吉田さんが迫ってたのは分かりましたが、なるべくミラーを見ずに落ち着いて走りました。表彰台は嬉しかったです! 今のところ次回は未定ですが」