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2015年スーパーFJ 富士シリーズ 第1戦

四輪初レースの小松圭祐選手がデビューウィン!
4月18日(土) 予選・決勝
富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:11台

 

 

予選
深村選手が序盤からトップタイムをマーク。しかし、残り約10分となったところでCHANG選手が逆転。その後は各選手タイムを刻んでいくも、CHANG選手のタイムは崩せず予選終了。
PPはCHANG選手、フロントローは深村選手。小松予選ではセクター2迄トップタイムだったものの最終セクションでミスをし0.068秒差で3番手からのスタートとなった。

決勝
 スタートを決めてトップに立ったのは深村選手。スタート直後に先頭に立つと、そのまま1コーナーに進入。PPスタートのCHANG選手が2番手。初めてのフォーメーションラップでタイヤを十分に温められなかった小松選手は序盤苦しい展開に。3周目、ホームストレートで2番手CHANG選手が先頭の深村選手にコンマ2秒差まで接近。ホームストレートで横に並びかけるも1コーナーはトップの深村選手が抑える。その後も2番手CHANG選手のプッシュは続き、5周目1コーナーで再び深村選手に並びかけるも、ここも深村選手がトップをキープ、自身初優勝に向けラップを重ねていく。この間3番手の小松選手がペースを上げCHANG選手に追いつく。
小松選手とCHANG選手が2番手争いをしている間に深村選手が9秒ものリードを広げるが、CHANG選手を抜いた小松選手がファステストラップを連発してトップに追いつき残り4周でトップに立つ。その後はリードを広げてゴール。4輪デビュー戦で初優勝を飾った。
中盤までレースをリードしていた深村選手は惜しくも2位となったが、自身初の表彰台を獲得した。
小松選手コメント
予選についてはタイヤのおいしいところを使いきれずに判断ミスでピットインしてしまった点と、1周をミスなくベストでつなげられなかった点。決勝については、今回は慎重にレースを進めました。作戦自体は悪くなかったですが、もっと上のカテゴリーならまだしもFJのレベルなら純粋に速さで勝つべきだとも思いました。ドライビングについてはもう少しブレーキングを詰めたいのと、クリッピングポイント以降のステアリング舵角をもっと減らしていきたいと思います。次回はポールトゥウィンを目指します!

公式予選正式結果 2015.4.18 Fine/Dry
順位 ゼッケン ドライバー エントリー名 タイム
1 45 CHANG LUTAO ガレージ茶畑10V ED 1.51.777
2 36 深村 匠 アルビGIA玉三郎ED 10V 1.52.121
3 19 小松圭佑 ZAP SPEED 10V ED 1.52.189
4 2 安部 哲 ガレージ茶畑10V ED 1.52.501
5 51 RAIDEN WRSインスケイプKK-S 1.52.769
6 22 赤堀憲臣 ペースメーカー150WM10V 1.52.809
7 20 Kosuke Kano ZAPオミッターズ 10V ED 1.52.893
8 27 小村明生 小村レーシング&スーパーウインズ 1.53.080
9 37 草野貴哉 アルビメークウィナーK-Winds ED 1.54.145
10 35 横江 大 アルビビヨンドED 1.56.775
決勝正式結果 2015.4.18 Fine/Dry 12Laps
順位 ゼッケン ドライバー エントリー名 タイム
1 19 小松圭佑 ZAP SPEED 10V ED 22.33.059
2 36 深村 匠 アルビGIA玉三郎ED 10V 22.35.283
3 45 CHANG LUTAO ガレージ茶畑10V ED 22.36.946
4 51 RAIDEN WRSインスケイプKK-S 22.48.282
5 20 Kosuke Kano ZAPオミッターズ 10V ED 22.49.610
6 22 赤堀憲臣 ペースメーカー150WM10V 22.50.437
7 2 安部 哲 ガレージ茶畑10V ED 23.02.269
8 27 小村明生 小村レーシング&スーパーウインズ 23.05.977
9 37 草野貴哉 アルビメークウィナーK-Winds ED 23.08.508
10 35 横江 大 アルビビヨンドED 23.42.985

FL:No.19  小松圭佑   ZAP SPEED 10V ED 1.51.636 10/12 147.146km/h

2015年オートポリス・ゴールドカップ第1戦

桜が咲き始めた上津江周辺オートポリス。同時にS-FJシリーズが開幕した。全12台が集結、今年は昨年の覇者・田崎貴英が抜けたため、シリーズチャンピオンは一体誰の手に! 開幕から興味ある争いとなった。「第1戦のみ参戦しました」と、王者・#57吉田宣弘の姿もあった。

朝方に降った雨が路面を濡らしたまま、予選が開始される。5周目まで吉田が2分6秒471でトップをキープ。吉田はチェッカーが出る前にピットへ。時間的にラストアタックという場面で、一気に#56川地欽也が2分5秒833を叩き出し、ポールを獲得する。2番手には#28吉元陵が0.148秒の差で吉田の前に出た。唯一、スリックタイヤで賭けをした#27中村玄だったが、これが裏目に出てしまい最後尾スタートとなった。

午後からの決勝。天候は完全にドライ状況となり、風は少しあるが真っ青な空の下での開催となった。ポールの川地が好スタートで、そのままトップで走行する。フロントロウからの吉元と吉田が並び、やがて吉田が2位へ浮上。オープニングで川地の背後に0.747秒差で迫ってくる。2周目で3番手を走行していた吉元がいきなりのスローダウン! ギアトラブルにより、無念のリタイヤとなってしまった。「後半に合わせたセッティングだっただけに、悔しいです」。序盤から接近戦と化していた川地・吉田だが、3周目の100Rで川地を捉え2ヘアで完全にトップとなった吉田。ここからトップ吉田はただ一人1分59秒台に乗せ単独走行へ。

中盤、川地のミラーに映りだしたのが#9佐野新世。約1秒まで接近してくる。川地と佐野の接近戦の後方では、もう1組がバトルを繰り広げていた。最後尾から5番手に浮上してきた中村に、ロードスターチャンピオンの経歴を持ち、デビュー戦でもある#8岡井貴経が離されまいと付いている。後半戦はこの2バトルの争いにギャラリーが湧いた。2位争いの川地VS佐野組は、100Rの速さが勝敗の分かれ目か、川地が一歩リードし順位をキープした状態。5位争いの中村は経験の差で一歩リードした状況か、岡井を巧みにブロックしていく。

2位川地に約10秒差のリードで吉田が優勝。続いて川地が1.67秒差で佐野の追撃を許すことなくゴール。4位に#38 Aaron May、最後尾から、そして岡井とのバトルを抑えた中村が約0.7秒差で5位のチェッカーを受けた。
 天候が午後からガラリと変わり、気温が高く水温やタイヤで苦労した選手が目立った。なお、吉田は現段階では開幕戦のみの予定であり、次戦のウィナーが非常に楽しみなオートポリス・S-FJシリーズの幕開けである。

優勝:#57 吉田宣弘
「余裕があるように見えたようですが、序盤は川地選手の速さに付いていくのが必死だったんですよ。熱の入ったタイヤがフィーリングが悪くて。明らかに川地選手が有利でしたもの。様子をうかがっていたけど、ちょっと焦りましたね。後半で勝負しようかと思ったけど、100Rで川地選手が一瞬ミスしたんでそこで抜きました。本当は57秒出したかったけど、今日はコンデションが悪すぎましたね(笑) 」

2位: #56 川地欽也
「スタートは我ながら抜群でしたね。リアがかなりきつかったので、吉田さんに付いていくのは厳しいと思ったので、今の順位をキープする方向に切り替えました。そしたらミラーに佐野選手が映ってきて。100Rでは自分のほうが速いと解ったので、ストレートで追いつかれないようにマージンを稼いでいました 」

3位:#9 佐野新世
「超オーバーで大変でした。金曜日にエンジンを乗せ換えて、それからなかなか自分のセッティングに出来なかった。暴れるクルマを何とかねじ伏せていた状態ですね。川地選手とほぼ同タイムだと解ってたので、なんとか抜きたかったんですが…とにかくドタバタなレースウィークでした 」

2015年 鈴鹿クラブマンレース Round2

3月28日、鈴鹿サーキット西コースで「2015 鈴鹿クラブマンレース Round2」が開催されました。開幕戦から約1ヶ月で第2戦とインターバルも短く、ドライバー、チームにとっては大変ですがこの2連戦がシリーズに大きく影響しますのでとても重要なレースです。

予選は10分間、ウエットコンディションの中行われました。

見事ポールポジションを獲得したのは平優弥選手、2番グリッドに八巻渉選手と続きます。

予選と比べるとやや雨脚が弱まる中でのレースとなりました。レースはポールポジションからスタートした平優弥選手が見事なスタートを切り130Rに先頭で入ります。一方、2番グリッドの八巻渉選手、4番グリッドの平木玲次選手がエンジンストールでスタートに失敗 して後方に下がります。平選手を先頭に、2番手に吉田雄作選手、濵野隆一選手、住山晃一郎選手と続きます。後方ではスタートで順位を落とした八巻選手がハイペースで濵野選手に迫るとあっさりと3番手に浮上。さらに前を走る吉田選手をオーバーテイクして2番手に浮上。八巻選手を追うように、同じく出遅れた平木選手も吉田選手、浜野選手をかわし3位に浮上。レース終盤は先頭の平選手に追いついた八巻選手、平木選手による壮絶な三つ巴のバトルが繰り広げられました。このバトルを制したのはスタートで出遅れた八巻選手、見事トップでチェッカーを受けました。2位には同じく後方から追い上げた平木選手が入り、平選手、住山選手、吉田選手と続きました。

2015年岡山チャレンジカップ 第1戦

岡山チャレンジカップ・S-FJシリーズ第1戦。3月だというのに、気温は真冬並みに低く冷たい雨が朝から降り続く。昨年より台数が減少したが、10台のS-FJが揃い踏みした。
 予選は四輪デビューの#58 大湯都史樹が、いきなりトップに躍り出る。4周を終えた時点で、昨年FJ1600からS-FJにスイッチした#2 兒島弘訓が、2分02秒421でトップに浮上。しかし翌周に再び大湯が2分01秒565と、唯一01秒台に乗せポールを獲得した。

午後15時を過ぎての決勝は、予選時よりも幾分弱くなっていたが、まだ雨は降り続く。路面は非常にリスキーな状態だ。気温も低いままなので、タイヤを温めるのに時間がかかるのは否めない。飛び出さず、完走するのが目標と語る選手が目立った。

注目されたポールの大湯はホイールスピンをさせてしまい、一歩出遅れた状態に。抜群のスタートを見せた3番手の#57吉田宣弘が、トップで1コーナーを駆け抜けていく。吉田の背後には、フロントロウからの兒島が迫っている。そんな両者の隙を突き、2コーナーでインを刺した大湯、ここでトップへ浮上しオープニングで2位の兒島に5.098秒の差をつけた。一方、吉田はWヘアピンの一つ目で、シフトロックしてしまいハーフスピンを喫し、リバース出来たものの3位へと後退してしまう。

大湯はこのレース、終始独走状態で最終的に2位の兒島に30.006秒の大差をつけ圧勝。2位兒島の後に、45.754秒差で吉田がチェッカーを受ける。4位に落ち着いた走りを見せた#7 バイエルン松尾が入り、5位にエンジンの不調を訴え、ピットスタートとなった#43 小川陽三が最後尾から健闘した。ウエットコンデションの中、各マシンのタイム差が目立ったレースであったが、第2戦目からは台数も増える様子。しかもドライになると、また状況も変わるであろう。

初参戦・初優勝を遂げた大湯は、この春より高校2年生の16歳。昨年、S-FJ界を賑わせた同シリーズの覇者でもある牧野任祐と同じルーニースポーツから参戦。次戦はこの勢いを止める者が誰なのか、このまま大湯の独壇場になるのか。今年も注目度の高い、岡山シリーズである。
【 優勝 】 #58 大湯都史樹
「スタートを決めて逃げる予定だったんですが、ホイールスピンをさせてしまい、アクセルを抜いたけれど、また踏み込んだ時にホイールスピンをしちゃって…… 2速からの発進になりました。かなり焦りました! でも落ち着かせて、吉田さんと兒島さんのバトルのインを突くことが出来ました。今日ですか? 乗りやすかったです! リアは滑っていたけど、その辺は気を付けて。雨は結構好きな方ですね。でも、ドライは接戦になると思うので、晴れてからが本当の戦いかなあと覚悟しています。実際、前日のドライでは、吉田さんを抜けなかったんです。今シーズン…… 全勝を目標にしています。夢は日本一で優勝、そしてゆくゆくはF1! 着実に結果を残し、ステップアップをしたいと思っています」

【 2位 】#2 兒島弘訓
「この結果は、めちゃくちゃ悔しいです。スタートは悪くなかったのですが、吉田さんに前に出られて、そのまま1コーナーをきついイン側にいるしかなくなってしまいました。序盤から大湯君に離され…… 周回ごとに3〜4秒の差をつけられているのが解りました。この路面で生き残れたのはよかったんですけど。予選からセッティングを変えて、結果的にそれが裏目に出てしまいました。自己ベストは更新出来ましたが、前との差が大きすぎて。4月までは何とか近づけるようになりたいです! 」

【 3位 】#57 吉田宣弘
「スタートは大成功の2速スタートでした! まともに1速では進まないと思い…… がしかし、2コーナーに行くまでには大湯選手に抜かれました。行き場がなかったので、行かせる(大湯選手を)しかなく。これはまずい、マシンの動きが自分の理想と全然違うと感じました。ここ岡山の雨のラインをまだ慣熟できてないので、走り込みが必要かな。いい勉強になりました。とにかくコースのライン取りが一番重要。雨の日の練習は必須ですね」

2014年 スーパーFJ岡山チャレンジカップ 第5戦

すでにシリーズチャンピオンは、第4戦で 牧野任祐に決定しているS-FJ岡山。最終戦、早朝の雨は上がったが気温は低いまま。8時50分、予選が始まる。ここでも牧野が1分38秒583を刻み、終始トップタイムを譲らずポールを獲得する。2番手には片山義章、続いて福田詩久と続く。FJ1600は、タイトル争いがかかった兒島弘訓が1分44秒302で、総合でも9番手の位置につけた。

決勝は日差しがさす天候となった。全17台がグリッドに集結。シグナルが消え、フロントロウから福田が抜群のスタートを決めて、1コーナーをトップで周っていく。牧野がその背後に迫り、片山、吉田の順で2周目に突入した。福田も必死に順位を死守するが、ダブルヘアピンの1つ目で牧野がトップに浮上、そこから牧野は独走状態を形成する。2周目を終えた時点で、牧野、福田、吉田、片山、Aki Miyazaki、バイエルン松尾、山岸洋之の順に。牧野の独走に対し、2位争いが福田、吉田、片山となり、ワンミスが命取りという状態。福田がタイム的に少し有利か……吉田が片山を牽制する。吉田は片山を阻止しながらも、前を行く福田を抜きにかかろうとするが、あと一歩が届かない。
中盤に差し掛かり、5位争いのバイエルン松尾と山岸の接近戦が白熱していた。そのままチェッカーを受ければ、シリーズ3位となる山岸だが、少しでも順位をアップさせたいところ。両者の差は1秒以内、その背後には、Miyazakiも迫っていた。一方、トップ走行の牧野は、周回ごとに1〜2秒のリードを広げていき、周回遅れも出すほど。最終的に2位の福田に21.469秒もの大差をつけ、全戦ポール トゥ ウィンを成し遂げた。2位はそのままの順位を保った福田、3位に岡山初参戦の吉田が片山を阻止して、表彰台をゲットした。
シリーズ順位だが、2位に片山、5位争いをしてい松尾に一歩及ばず、6位チェッカーの山岸が、シリーズでは3位獲得としている。

FJ1600は、兒島が第3戦からの出場で、見事3連続優勝を飾ってシリーズチャンピオンを決めた。現在、ランキングトップの小川陽三は、オープニングでスピンを喫し、グラベルへ嵌ってしまった。復帰することが出来ずにタイトル争いから脱落、悔しい最終戦になってしまった。2位に竹野崇、3位に加藤洋一と続いた。

第5戦 優勝:S-FJシリーズチャンピオン #61 牧野任祐
「予選はフロントタイヤに熱が入らぬまま、終わってしまいました。あと2周くらいあったら37秒台に入れたと思います。スタートは普通にいったつもりでしたが、福田さんが速かったです! ブロックしようなんて思う暇なかったですね。なんとか今回、コースレコードを獲りたかったんですけど……(平川亮選手の記録を抜きたかった)。
1年間通して思ったことですか? 鈴鹿も厳しいけど、岡山も決して楽なサーキットじゃないかなと思います。結構走り込みました。でも最終的には日本一で勝たないと意味ないんで、来週はチャンピオンになります! (実際、12/7の日本一決定戦ではチャンピオンに輝きました) 」

第5戦2位 #51 福田詩久
「スタートは我ながら抜群でしたね。牧野選手のコントロール力に、どれだけついていけるかと思っていたのですが、2周しかもたなかった(苦笑) 2番手になって、後ろの二人がバトルをしていたので、その点は楽でした。ずっとミラーを見ながら、一定の間隔を保つようにしていましたし。岡山は来年も参戦予定にしています」

第5戦3位 #57 吉田宣弘
「予選はここ一番のアタックラップで、大失敗。想定よりも1秒遅かったです。まあ、練習不足ですね。決勝で、後ろの片山選手は何とか抑えられると思っていたんですが、前を走る福田さんはちょっと無理でした。スタートで一気に行ってしまおうと思っていたけど、ちょっと様子見。福田さんのあまりにも凄いスタートにびっくりして(笑) 岡山は楽しいコースだと思うので、また参戦したいですね」

第5戦 優勝:FJ1600シリーズチャンピオン #95 兒島弘訓
1位:シリーズチャンプ 兒島選手
「予選は路面温度が低くて納得いくラップが刻めなかったんですが、運よくポールを獲れてよかったです。決勝では路面状況も良くなり、スタートも満足できました。ただ、ラップに関しては前戦のほうが良くて……。微妙ですね(苦笑) 第3戦から参戦(四輪デビュー)したのですが、まさかのタイトル争いに絡め、この戦で優勝すれば……という可能性が出てきたので、ベストを持って挑みました! 本当に嬉しいです」
< 第5戦 2位:FJ1600 #60 竹野崇 >
「予選はセットが決まらず、路面が低かったのもあり苦労しましたが、なんとか自分の走りに持って行けたかなあと思いました。決勝はスピンして後退したのですが、なんとか怒涛の追い上げをして、ここまで上がれたのでよかったですね」

リタイヤ:(シリーズチャンプに絡んでいた) #43 小川陽三
「スタートは決まって“イケるな”と思っていたのですが、丁寧に走っていたのにリアがいきなり出てしまって……回ってしまいました。タイトルがかかっていたんで、いやはや予想もしない展開。欲張ってましたね〜、今日勝ってタイトル獲れたらいいな〜、なんて思ってたんで(笑) 来年,S-FJに代わると思いますが、頑張ります! 」

2014年オートポリス・ゴールドカップ第5戦

スーパー耐久レース最終戦と併催で行われた、ゴールドカップ・S-FJ/FJ1600第5戦。これまでの4戦、誰一人連勝者はおらず、今回第5戦でシリーズチャンピオンが決定する注目のラスト戦となった。#55 田崎貴英、#27 中村玄、#56 川地欽也、#26 吉元陵まで、チャンピオンの可能性が残っている。

土曜日曇り空の中、全車スリックで挑んだ予選は、一度もトップを譲らなかった#26 吉元陵が初のポールポジションを獲得した。だがフロントロウの#55 田崎貴英、#56 川地欽也、#88 池田雄太郎、#9 佐野新世、#38 AKI MIYAZAKIの6名が同じ2分フラット台に乗せ、1秒以内に迫る状態である。しかも明日の決勝は雨予想、予選後もセッティングに悩む選手が多く見られた。

決勝は翌日曜日の午前。予報通りの雨にガッツポーズ、そうでない選手と、ピットに微妙な空気が流れる。レインタイヤが新品・中古の選手に分かれていたのも、原因だろう。各車グリッドに着くころ、雨はほぼ止んでいたが路面はウエットだ。中古タイヤのP.P吉元は不安な表情を隠せない。シグナルが消え好スタートを見せた吉元は、オープニングで2番手田崎との差を1秒49とし、安定した走りを見せていた。少しずつ差を広げていく吉元だったが、3周目1コーナーでコースアウトを喫してしまう。何とか復帰できたものの、9番手まで後退。代わってトップに立った田崎、背後には川地が1秒311差で迫っている。だが、ここでもタイヤの新・古が選手に襲い掛かってしまった。4周目、川地がコースアウトで上位陣から脱落してしまう。シリーズチャンプが掛かっていた選手が、相次いで脱落……しかも中古タイヤ組であった。

中盤より、田崎は安定の走りを見せる。2番手の池田との差は4秒573。池田の後に中村が約7秒差といった間隔だ。その後も田崎は、池田を徐々に引き離していき、独走状態となっていった。
終盤まで、目立った順位の変動はなく、上位3台は2分08秒台で走行。そしてファイナルラップ、9番手まで後退した川地が07秒を叩き出し、ファステストを出すが序盤のコースアウトさえなければ……と惜しい場面も。
トップチェッカーをうけた田崎は、第5戦の優勝と2014年シリーズチャンピオンに輝き、二重の栄冠を勝ち獲った。2位は池田、3位は中村が入り、三島自動車が表彰台を独占、そして上位3者は新品タイヤ組。まさにタイヤの新・古が明暗を分けたといっても過言ではなかろう。唯一FJ1600で参戦の#41 寺島孝が、見事7位と健闘している。

第5戦優勝:シリーズチャンピオン #55 田崎貴英
「予選は全然ダメだったんですよ。全然乗れてなく、全てにおいてダメでしたね。でも、決勝はフロントロウからなので大丈夫かな、と。雨だったらぶっちぎりで行きますよ!(笑)」予選はまったく手応えのなかった田崎。
「明日は絶対雨になる! そう確信して、セッティングしました。それが当たりまして。前を走る吉元君は、中古タイヤながらも結構走れてるんで、ちょっと焦るほどでした。
2番手スタートが結果よかったかな。皆の動きを見ながら走れたし、自分のペースでマシンコントロール出来ましたから。予選と比べ、セッティングが抜群に決まっていたんです。中盤辺りから、後ろの池田君との差が少しずつ離れてきているのが判ったんで、落ち着いて走ればこのままいけるかな、と思いました。いや〜本当に嬉しいですね! 三島自動車の皆様、メカニック、そして家族。ここまで支えてくれて感謝感激です。もてぎでは、おじさんパワーで頑張ってきます! 」
第5戦2位: #88 池田雄太郎 (2009年度チャンプ)
「今回は、今年すべてのレースで初の参戦でした。S-FJになって、あまり雨は走った経験がないんですよ。タイヤは新品で本当によかった。セッティングはデータがないので、一か八かで行きました。勝てなかったのは自分の練習不足。次戦、乗れるチャンスがあったら、もっともっと頑張ります。今回乗るチャンスをくれた、三島さん、絹原選手、多くの方に支えられて参戦することが出来ました。感謝をこめてお礼を申し上げます。」
第5戦3位:シリーズ2位 #27 中村玄
「昨日の予選は、上位組に全然ついていけなくて、厳しいかな……と。しかし、決勝はメカニックさんのご提案で、素晴らしいセッティングにしてくれて、物凄く乗りやすいマシンになりました! パフォーマンス、全てがばっちりでした。今日のこの戦に新品タイヤを履かせてよかったです(久々の新品)。本当に今日は落ち着いて乗れました。前も見えていたし、離されないようにしていました。池田君との差が見えていたので、追いつかないまでも離されない感じで“これをキープしよう、ミスしないように” と思っていました。年間を通じて、上位陣についていけない自分がいましたが、皆勤賞で少しずつポイントを獲っていけたのが振り返ると良かったですね。来年も参戦予定です。」
第5戦8位 シリーズ3位 #26 吉元選手
「好スタート出来ましたが、中古タイヤというのがスタート前からの不安要素でした。雨は得意なので最初は行けるかも、と思ったんですが……やはりブレーキングで全くダメでしたね。いやな予感が当たりました。1コーナーで2回、2ヘアで1回、計3回もコースアウトしました(苦笑)。その都度なんとか復帰できたんで、1Pでも獲れてよかったです。しかしタイヤだけは悔やまれますね。今年はあまりレースに出れなかったけど、最後に自身初のポールが獲れて嬉しかったです。」

※ #26 吉元陵選手と#56 川地欽也選手は同ポイント。しかし、吉元選手に優勝経験があるため(上位順位者)同率にはならず、吉元選手が3位確定とした。

2014年S-FJ 富士シリーズ第5戦

予選・決勝 富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:14台


11月1日(土) 9時45分予選スタート
天候:曇 コース:セミウェット 気温:17℃ 湿度:73% 路温:15℃

日本一決定戦を除く今シーズン最後のシリーズ戦。セミウェットの難しい路面コンディションの中、大久保選手が今季自己最高の3番グリッドを獲得。長谷川選手が4番手に続き、決勝が期待される。草野選手も自己最高の7番グリッドを獲得する一方、神村選手は波に乗れず8番手に留まる。ポールポジションはシリーズランキングポイントリーダーの今井選手、2番手にはTakashi選手が続いた。

11月1日(土) 14時48分決勝スタート
天候:雨 コース:ウェット 気温:17℃ 湿度:77% 路温:17℃

3番手スタートの大久保選手は上位2台とともに好スタートを決め、ポールの今井選手、2番手Takashi選手、大久保選手が早くも先頭集団を形成して2コーナーへと駆け抜けてゆく。大久保選手は3番手ながらペースは速く、2番手を走るTakashi選手に再三プレッシャーをかけながらコカ・コーラコーナー〜ダンロップコーナーへ。ここでの進入でも激しいプレッシャーをかけるがパスには至らない。しかし、その後の13コーナーで外からオーバーテイク。2番手に浮上すると、そのままトップを狙いに行き、ホームストレートで水しぶきをあげながら1位今井選手の後ろにピッタリついて2周目の1コーナーへ。しかし、ここはパスできずに次のチャンスを伺う。

勢いの勝る大久保選手は今井選手を射程圏に捉えたままアドバンコーナーへ。ここで大久保選手は外から仕掛ける。大外から進入して今井選手の横に並ぶと、立ち上がりで完全に前に立ち見事1位を奪取する。その後は後続を引き離し、トップに立った2周目終了時点で早くも2番手今井選手に約2.5秒差をつけトップを快走。そのままトップでチェッカーを受け、自身初優勝を達成した。ポールの今井選手とのバトルを制したTakashi選手が2位で続いた。
4番手スタートから初の表彰台を狙う長谷川選手だったが、スタートを失敗。エンジンストールしかけてしまい、ストールこそしなかったものの12番手付近まで順位を落としてしまい、大きく出遅れてしまう。しかし、ここから長谷川選手が凄まじい追い上げを見せる。次々と前車をパスしていき、オープニングラップのプリウスコーナーで8番手にまでポジションを回復する。続く2周目の2コーナーで7位に上がると、ダンロップコーナー進入で神村選手の前に出て6位、さらにプリウスコーナーで5位に浮上する。
3周目、今度は4番手車両を捉えると、ダンロップコーナーで前車がややオーバーラン。労せずして4位に浮上する。そして5周目についに前を走る今井選手をパスして3位に浮上する。その後は大きく開いた2番手Takashi選手を逆転するまでには至らなかったものの、参戦1年目にして自身初の表彰台を獲得した。
神村選手はオープニングラップを6位で終えると、長谷川選手にかわされ順位を落としながらも、少しずつ順位を上げていき、レース終盤には今井選手とのバトルを制して4位に浮上、入賞を果たした。
草野選手はオープニングラップで10位まで後退してしまうが、1台ずつかわしていき着実に順位を上げていく。7位まで順位を取り戻していくと、10周目にはシリーズランキング2位の赤堀選手をパスして6位浮上、その後は赤堀選手に4秒差をつけてチェッカーとなり、自身初の入賞。アルビレックス・レーシング・チームは出場ドライバー全員が入賞を果たした。

2014富士Rd.5予選リザルト

2014富士Rd.5決勝リザルト

2014年S-FJ 岡山シリーズ第4戦

岡山チャレンジカップレース第4戦

台風の影響で雨が心配されたが、天候はなんとかもちドライでの予選、決勝となった。
3連勝をしている牧野任祐が今回勝てば最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンが決定する。
4連勝を止めたい他陣営だが、牧野は予選から速さをみせ、2位の片山義章に0.57秒の差をつけた。3位はバイエルン松尾、4位は山岸洋之。
決勝はスタートを無難に決めた牧野がトップ、2位は抜群のスタートダッシュで松尾ポジションを上げるも、アドウットカーブで片山にインをさされ3位ポジションキープ。
牧野は毎ラップ片山に0.5秒の差を付けリードを広げていく。
レースはそのまま硬直状態となり、圧倒的なつよさで、牧野がシリーズチャンピオンを決めた。
レース後牧野は、スタートはうまくいったと思います。今回は後半のたれが少なく安定したラップが刻むことができました。と語った。

2014年 日本グランプリレース併催 S-FJドリームカップレース

予選
台風18号の影響が懸念される中、今年もF1日本GPのサポートレースとしてS-FJドリームカップレースが、秋の鈴鹿サーキットで開催され、ステップアップを目指す17才から29才迄のドライバー27名が、全国から参戦。激しい戦いが、繰り広げられた。
レースは金曜日から開幕、ドライコンディションで行われたフリー走行でトップタイムをマークしたのが河野駿佑、2番手以下に橋本陸・ 平優弥・大津弘樹と、トップ4台を地元鈴鹿勢が占め、続いて中西武蔵・篠原拓郎・里見乃亜と関東勢が続き、地元勢以外の活躍も期待させた。
土曜日になり30分間の予選もコースはドライ、各選手序盤から気迫溢れる走りを見せ、スピンコースアウトが多数、ポールポジションは、前日のフリー走行に続き河野、2番手に前日の走行を欠場した牧野任祐が入り、この2台が2分13秒台をマーク。続いて、橋本・里見・大津・平・篠原と5名が2分14秒台と、決勝レースの混戦を予感させる結果となった。

予選後のコメント
ポールポジション #3河野駿佑選手
とりあえずホットしました。昨日より路面が普段の鈴鹿に戻っていて、走りやすかったです。明日、開催されたら(台風の影響)是非、優勝したいです。

2位 #61牧野任祐選手
序盤にトップに立って、ピットインの間に逆転されてしまい、ちょっと焦ってタイムを更新出来ませんでした。明日は、雨のようなので、スタートから、目一杯、行きます。

3位 #66橋本陸選手
全然満足していません。S2迄自己ベストの時、前の車両に引っかかりピットイン、その後、バランスが悪くなり、タイムを出せませんでした。ベストの時が、悔しい。クリアラップの取り方が、勉強不足でした。
決勝
日曜日決勝レース当日は本州に上陸が予想された台風18号の影響で、鈴鹿地方は朝から雨。これ以上、天候が悪化しない様に願いつつ定刻にフォーメーションラップ開始、各車グリッドに着き一斉にスタート。レースは1周目から激しい戦いが繰り広げられ、ポールポジションの河野が良いスタートを切ったものの2位スタートの牧野がS字コーナーでサイドバイサイド、逆バンクでトップに立つ。3位スタートの橋本を、5位スタートの大津がヘアピンでかわし3番手に浮上、2周目には6位スタートだった平が、橋本をかわし、4番手に浮上する等序盤から大混戦。河野と大津が激しい2位争いを繰り広げる中、トップ牧野は早くも独走状態に入る。
4周目、篠原が平をオーバーテイクし4位。大津選手が、シケインへの進入で河野を抜き、2位に浮上。6周目そのままズルズルと順位を下げるかと思われた河野に、今度は篠原が迫り一瞬前に出る。しかし、そこは河野が、表彰台圏内3位を意地で死守。そんな中、10位スタートだった山部貴則がファーステストを記録し5番手まで浮上。篠原に迫り、激しい順位争いは、ファイナルラップまで続いた。
結果、1周目にトップに立って以降安定して速いタイムを刻み続けた牧野が2位に4秒以上の差をつけ圧巻の優勝。2位大津・3位河野。4位は関東勢最上位の篠原、以下山部・平の順でのチェッカーとなった。
新進気鋭の若いFJボーイズが、F1 日本GPのサポートレースという大きな舞台で、表彰台を目指し息詰まるような熱戦を繰り広げ、見ている人達に、大きな感動を与えてくれた。
金曜日フリー走行・土曜日予選がドライ、日曜日の決勝レースは台風の影響で一転ヘビーウェットという、鈴鹿を走り慣れてない遠征組ドライバーにとっては、難しいコースコンディションになってしまった今回のドリームカップレースだったが、彼らの中から、F1等で活躍出来るトップレーサーが輩出される事を期待せずにはいられない、素晴らしい3日間となった。

優勝 #61牧野任祐選手
勝てて本当にホットしています。スポンサーの方々が大勢見ていてくださったのでプレッシャーが掛かっていたのですがスタートからゴール迄集中して走り続けました。今シーズン残りすべて勝ちます。皆さん見ていてください。

2位 #39大津弘樹選手
ウェットだったので、慎重になり、抜くのに時間が掛かってしまい、牧野君に追いつけなかった。でも、このレースで、苦手だった雨のレースに、自信がつきました。FCのレースで頑張ります。 応援してください。

3位 #3河野駿佑選手
情けないし、悔しいし、3位を守るのが精一杯でした。それでも絶対、表彰台には、上がりたかった。1周目の逆バンクで、牧野君に抜かれたのが、ポイントでした。この後、2週間後(10/19)の鈴鹿を優勝して、シリーズ優勝を決めたいです。それから、日本一です。

4位 #2篠原拓郎選手
初めての鈴鹿のレース、しかも雨の走行も初めてでしたが、思いのほかペースが良かったです。でも、バトルが下手で・・・・悔しかったです。今回の借りは、日本一で返したいです。

5位 #5山部貴則選手(ファステストラップを記録・最年長29歳)
非常に楽しくバトルが出来て良かったです。金曜日走行出来なかったので、大ギャンブルのセットでしたが、それが当たりました。今回、車のオーナーさんが年齢制限で出られなかったので、代理での出場です。此れまで、悔しい思いや、辛い思いをしたレースが多かったので、今回は、思いっきりレースを楽しもうと、本当に楽しかったです。

2014年S-FJ 富士シリーズ第4戦 

9月20日(土) 予選  9月21日(日)決勝
富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:13台


9月20日(土) 10時10分予選スタート
天候:曇り コース:ドライ 気温:19℃ 湿度:49% 路温:20℃

シリーズチャンピオンを狙う神村選手は2連勝をかけて第4戦に挑む。20分間の予選では、牧野選手が唯一1分51秒台をマークしてポールポジションを獲得。今井選手、鹿島選手と続き、神村選手は7周目にベストラップを出したものの、平選手が全くの同タイムを先にマークしており、規定により平選手より後に同タイムをマークした神村選手は5番手となった。大久保選手は8位、10位に草野選手が入り、長谷川選手は11位で翌日の決勝に備える。

9月21日(日) 8時49分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:19℃ 湿度:48% 路温:24℃

5番手スタートの神村選手だったが、スタート直後の1コーナーコーナリング中に、右後方から攻めてきた車両とわずかに接触、スピンしてしまい、コース真ん中で止まってしまう。神村選手は最後尾に転落し、シリーズタイトル獲得に向け少しでもポイントを稼ぐべく追い上げを期する。
大久保選手はスタートを決め7番手にポジションを上げてアウトから1コーナーに進入。神村選手と他車の接触に乗じて3台パスして8番手スタートから一気に4位に浮上する。するとレースはトップの牧野選手、2位今井選手、3位平選手、4位大久保選手の4台が抜け出しバトルを展開していく。
大久保選手はオープニングラップ最終コーナーで3位の後ろにつくと、スリップストリームを利用してコントロールライン付近で3位に浮上する。しかし、パスされた平選手も粘りを見せ、サイドバイサイドのまま1コーナー〜コカコーラコーナーを抜け100Rへ。すると、100Rでインにポジションを取った平選手にパスされ、大久保選手は再び4位に後退してしまう。そのバトルの間に後続から鹿島選手、赤堀選手の2台が接近。大久保選手はさらに鹿島選手、後続の赤堀選手にもパスされ6位に後退。4周目には7位までポジションを落としてしまう。
その間、神村選手は1台ずつ確実にかわして少しずつ順位を上げていき、ファイナルラップで長谷川選手をパス。最後は鹿島選手がピットインしたために各選手ポジションを1つずつ上げ、大久保選手は開幕から4戦連続入賞となる6位、神村選手は入賞まであと一歩の7位、長谷川選手は9位、草野選手は10位でチェッカーを受けた。
牧野選手はトップ集団の混戦を抜け出し、最後は11秒差をつけて優勝、今季2勝目を上げた。2位には今井選手、3位に平選手が入った。

2014富士Rd.4予選リザルト

2014富士Rd.4決勝リザルト