オートポリス・ゴールドカップ第 3 戦スーパーFJ 決勝

9 月間近というのに猛烈な暑さの中、オートポリスシリーズ第 3 戦が開催された。13 台のマシンが集結、予選は序盤より、#88 中島功、#56 川地欽也、#44 篠田義仁の順で 形成され、中島がポールを獲得する。

雲の切れ目から日差しが痛いほど照り付ける。決勝のスタートが切られ、ホールショッ トを奪ったのは川地だった。だが「抜群のスタートを切れたんですが、その分ブレーキ ングが遅れて」と、3 位まで後退してしまう。オープニングは篠田、中島、川地の順で、 激しい争いと化した。その後、篠田と中島が接触し、ここで篠田が脱落してしまい川地 が 2 位に浮上、トップと替わった中島に喰らいついていく。

中盤、中島の背後に川地が迫るも、マシンの状態が悪くビハインドを埋めるどころか、 周回ごとに離されていく。3 位争いは#83 岡井貴経、#33TERUO、#27 中村玄の 3 台が バトルを展開。しかし岡井は反則スタートのペナルティを受けており、ドライビングス ルーを科されていたが、ピットに入らず走行を続ける。7 週目に TERUO が 3 位に浮上、 抜きあぐねていた中村は事実上 4 位の位置で前車を追う。

中島は唯一の 2 分 2 秒台を出しトップチェッカーを受け、川地が 2 位、三つ巴を制した TERUO が 3 位初表彰台獲得となった。 岡井はペナルティを消化しないままのゴールで失格、上位を走っていただけに残念だ。

【 優勝 #88 中島 功 】 「予選はポールを獲れたんですが、なんだか今回はリズムに乗れなかったですね。スタ ートも失敗しちゃって。特にメンタルな部分がまだまだだなと。もっと修行が必要と感 じました」

【 2 位 #56 川地 欽也 】 「予選もなんだか振るわずで。マシンの状態(特にフレーム)がイマイチで乗りにくいま まなんです。課題はそこなんですよね」

【 3 位#33 TERUO 】 「今回はとても楽しかったです! 何よりバトルが出来たことが嬉しかったですね。表彰 台もゲット出来たし、次回も頑張ります」