カテゴリー別アーカイブ: もてぎシリーズ

2014年 S-FJもてぎ選手権シリーズ第5戦

金曜日からここ2戦で連勝している篠原拓朗選手がトップタイム。
他の選手達のターゲットタイムとなりセカンドグループは混戦必死の状況。

予選も篠原選手がリードして他が追う展開に。篠原選手は早々とトップタイムを記録して2ヒートの決勝に備えてピットイン。他のタイムを様子見しながらピットに待機する。
二番手は堤選手、3番手は里見選手、4番手は武村選手、5番手は手塚選手とランキング上位陣が並んだ。

ヒート1篠原選手はスタートを決められず1コーナーで一瞬抜かれたものの、冷静にクロスラインを取ってトップをキープ。その後は本来の走りを取り戻し1ヒートを制した。後続ではシグナルの不具合もあり点灯と消灯タイミングが遅めで数台のマシンがジャンプスタートのペナルティを取られ予選と順位が入れ替わった。

ヒート2はトップ篠原選手がスタートを決め、武村選手、里見選手が続く。1コーナーで5番手スタートの長島選手がアウトから2台を抜いて2番手に浮上。トップを行く篠原選手のペースに2番手移行が離されていく。
この後2番手長島選手が5コーナーでミスを犯し130Rで併走、S字入口でイン側を走っていたところ外側から里見選手がマシンを寄せて接触。この危険行為により里見選手にはペナルティが与えられた。
篠原選手は後半はリードを減らしたものの5秒以上の大差をもって独走で3連勝を修めた。
堤選手が2位、武村選手が3位表彰台となった。
予選7番手から決勝では一時2位を走っていた長島大輝選手が接触によりフロントサスペンションを傷め後退。4位でレースを終えた。

篠原拓朗選手コメント
今回のレースは全てのヒートで1位になれたものの、決勝の後半のペースの問題度がとても大きく、良い勝ち方と言えるレースではありませんでした。
今後のレースはだんだん気温も下がり、タイヤには優しい温度になってはきますが今回と同じことにならない様この課題を改善していきます。
次回は最終戦となり、シリーズポイント争いも絞られてきてはいますが、更に気を引き締めて次戦も優勝してもてぎシリーズを締めくくります。
サポートして下さった方々、応援して下さった方々、ありがとうございました。次戦も優勝しますので応援宜しくお願い致します。

長島大輝選手コメント
今回はメカニックといつも以上に相談し、セット変更も決勝日ながらも良い方向に向かってくれた週末でした。タイムもトップと変わらなくなってきましたが、 今回のレースは接触という最悪な結果で終えてしまいました。開発を担当するF109での価値ある表彰台が見えていただけに、相手選手のつまらない行動によ り台無しになってしまいました。
次回はそんなことがないようにしていただきたいです。次回は最終戦、もっと戦闘力を高めて1位を獲ります!

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦もてぎ東コース
公式予選正式結果 2014.8.31 Fine/Dry
1 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 1.28.749
2 27 堤 優威 B−MAXRACINGRD10V 1.29.092
3 62 里見乃亜 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 1.29.138
4 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 1.29.243
5 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP10V 1.29.415
6 91 中西武蔵 シナジーフォーススマイルNRSED 1.29.540
7 14 長島大輝 ZAP・F109・ED 1.29.952
8 10 加納亨介 ZAPオミッターズ10V 1.29.964
9 36 深村 匠 アルビ玉三郎ED10V 1.30.515
10 8 ハンマー伊澤 SウインズEDハンマーバリュー 1.30.781

上位10台抜粋

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦もてぎ東コース
決勝第1ヒート正式結果 2014.8.31 8Laps Cloudy/Dry
1 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 12.01.868
2 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 12.06.866
3 91 中西武蔵 シナジーフォーススマイルNRSED 12.08.138
4 62 里見乃亜 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 12.08.755
5 14 長島大輝 ZAP・F109・ED 12.10.285
6 27 堤 優威 B−MAXRACINGRD10V 12.14.054
7 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP10V 12.18.205
8 32 高柳文哉 ARTGRANDPRIX 12.20.492
9 36 深村 匠 アルビ玉三郎ED10V 12.20.841
10 8 ハンマー伊澤 SウインズEDハンマーバリュー 12.24.729

上位10台抜粋 BL:No.2 篠原拓朗 ZAPSPEEDED 1.29.131 3/8 138.22km/h

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦もてぎ東コース
決勝第2ヒート正式結果 (総合)正式結果 12Laps Fine/Dry
1 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 18.02.930
2 27 堤 優威 B−MAXRACINGRD10V 18.08.614
3 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 18.08.961
4 14 長島大輝 ZAP・F109・ED 18.12.334 18.12.334
5 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP10V 18.12.396
6 91 中西武蔵 シナジーフォーススマイルNRSED 18.12.741
7 10 加納亨介 ZAPオミッターズ10V 18.21.628
8 36 深村 匠 アルビ玉三郎ED10V 18.22.096
9 32 高柳文哉 ARTGRANDPRIX 18.25.906
10 8 ハンマー伊澤 SウインズEDハンマーバリュー 18.26.315

上位10台抜粋

2014年S-FJもてぎシリーズ第4戦

篠原拓朗が第3戦に続いてポールポジションを獲得。
2番手を0.4秒引き離す大差でのPP獲得となった。
2番手は武村和希選手、予選後半にタイムアップしてフロントローを獲得した。
3番手は手塚選手第3戦では3位表彰台に立ったのでそれ以上の順位を狙っている。
4番手は長島選手F109で2列目スタート篠原選手を追う上位陣のタイムは拮抗している。

決勝は全車問題無く綺麗なスタートで始まった。
序盤から篠原が集団を徐々に引き離し、2番手争いが熾烈に行われた。
手塚選手と武村選手と堤選手にスタートを決めた長島選手を交えて熾烈な争いとなる。手塚選手を抜いた武村選手が抜け出して2番手をキープ。手塚選手がシフトミスで一時7番手まで後退。この間に堤選手、里見選手が追いつき長島選手と三台での3番手争いとなる。
終盤2番手を単独で走っていた武村選手がマシントラブルでリタイア。
堤選手が2位、里見選手が3位となった。
篠原選手は独走で優勝、ポールtoウィン、全ラップリーダー、ファステストラップ記録のグランドスラムで完勝した。

コーナーで並びかけるシーンが何度もあったが、接触することなく、ラインもギリギリ一台分を残しての果敢な攻防が見られた。
今後の成長が期待出来る若手達の元気なレースとなった。
篠原拓朗選手コメント
東北シリーズ第4戦では初めてポールtoウィンで勝つことが出来ましたが、充分なリードを築けたので後半守りに入りペースを落としてゴールしました。ゴール後チームの関係者に「そんな事ではもっと高いレベルでは通用しない。レベルの高いステージでは最後まで気を抜けないレースが当たり前になる」とアドバイスを受けたので今回は最後まで攻め続けました。後半にファステストラップを出せた部分が成長出来たポイントだと思います。レース内容は少しずつ良くなっては来ましたが、まだまだシフトミスをしてしまったり、細かいミスが目立つのでこの課題を改善していきます。
堤優威選手コメント
予選、決勝を通して自分の走りが納得いくように走ることができず、まとめることができませんでした。課題としては、練習を重ねミスを少なくすること。またトレーニングなどをして夏場のレースでも集中力を切らすことなく、体力に余裕をもってレースに望みたいと思います。
次のレースではZAP勢に負けないように頑張ります。
長島大輝選手コメント
自分の癖がでてしまい、シフトロックを何度か起こしてしまったり、ブレーキのリリースの仕方が大雑把になってしまったせいでフロントに荷重がうまくのせられず、初心者に戻ってしまったかのような走りをしてしまいました。今回から車載カメラも取り付け、ロガーと映像で自分の走りを評価できるようになったので、8月の最後の週のレースまで初心に戻り、頭の整理をします。少しずつ予選の順位が上がってきているので、第5戦はポールを獲ります!

2014_motegi_takuro

 

 

2014年 S-FJもてぎシリーズ第3戦

全日本F3、F4東日本シリーズと供に行われたS-FJもてぎシリーズ第3戦。金曜日は突然の雨もあったが土曜、日曜は五月晴れの好天に恵まれた。

予選では篠原拓朗選手がポールポジションを獲得、片桐瑞貴選手が0.15秒差で続く。この二人が2分3秒台で3番手から7番手までが4秒台。3番手はB-MAXの堤優威選手、手塚祐弥選手が0.026秒差で4番手となった。

決勝は各チームF3やF4の選手、関係者がグリットで同チームの選手達にアドバイスを送る。フォーメーションが始まったら後は選手達に任せる他は無い。

決勝は綺麗にスタートし、ポールポジションの篠原選手がホールショットを奪う。フロントローの片桐選手も離れず続き、3番手争いの堤選手と手塚選手のポジション争いが繰り広げられた。4周目に手塚選手が3番手に上がりZAP SPEEDの1-2-3体制となったが、この周ファステストラップを出して後続を引き離しにかかった篠原選手がビクトリーコーナーでスピン。トップから最後尾にポジションを落とした。思いがけずトップに立った片桐選手がファステストラップを更新してリードを広げようとするが、手塚選手も離れずついて行く。と、今度は手塚選手がビクトリーコーナーでハーフスピン。堤選手が2番手に上がる。レースはこのままゴールとなり、片桐選手が初優勝となった。金曜日の走行を体調不良により急遽見送る事になった片桐選手が、土曜日にドライビングの問題点を克服し予選決勝でミス無く走りきった事が初優勝という結果に結びついた。4位はF109の長島大輝選手。5位は予選のトラブルで7位からのスタートとなった里見選手。

篠原選手は最後尾から追い上げファステストラップを記録して7位でFINISH。この週各セッションをトップタイムでリードを保っていただけに、ミスが悔やまれる。ここまで3戦を終えて勝者は3人。牧野選手、篠原選手、片桐選手が一勝づつをあげている。ポイントも横並びになっているので最終戦までチャンピオンの行方は決まりそうも無い。今回は鈴鹿シリーズと日程が重なったが、今年は日本一決定戦の会場がもてぎなので後半は鈴鹿を始め全国からの遠征組も加わる予定。激しいレースが続きそうだ。

片桐瑞貴選手コメント
今回は金曜日から練習に入る予定でしたが、体調不良で土曜日だけの練習となってしまいました。練習の時点ではトップと1秒差、ニュータイヤでコンマ1秒差の状態でした。タイムだけでは他の車に遅れを取っていましたが、ドライビングを修正して、ブレーキングの制度を上げることを集中的に走行しました。

今回の一番の収穫はドライビングの向上です。今回がシーズン中盤なので、もっとドライビングのレベルを上げて、課題を改善してシリーズチャンピオンを獲りにいきます。今回も応援して下さったみなさん、ZAP SPEEDのみなさん、ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第3戦
公式予選正式結果 2014.5.11 晴れ/ドライ 上位10台抜粋
1 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 2.03.480
2 6 片桐瑞貴 ZAP SPEED ED 2.03.638
3 27 堤 優威 B-MAX RACING 10V 2.04.002
4 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP・ED 2.04.028
5 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 2.04.187
6 14 長島大輝 ZAP・F109・ED 2.04.416
7 62 里見乃亜 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 2.04.746
8 36 深村 匠 アルビ玉三郎GIA 10VED  2.05.218
9 10 加納亨介 ZAPオミッターズ10V・ED 2.06.026
10 66 上野山晶太 Deep-R・10V関口ED 2.07.935

 

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第3戦
決勝正式結果  2014.5.11 10Laps 晴れ/ドライ
1 6 片桐瑞貴 ZAP SPEED ED 21.00.310
2 27 堤 優威 B-MAX RACING 10V 21.02.514
3 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP・ED 21.03.336
4 14 長島大輝 ZAP・F109・ED 21.05.623
5 62 里見乃亜 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 21.06.935
6 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 21.15.071
7 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 21.15.735
8 36 深村 匠 アルビ玉三郎GIA 10VED 21.18.402
9 10 加納亨介 ZAPオミッターズ10V・ED 21.25.850
10 8 廣田 築 ASアートSウインズEDKKS2 21.30.944

 

 

2014年 S-FJもてぎシリーズ第2戦

ルーキー篠原拓朗選手デビュー2戦目で初優勝

予選でスピンしポールポジションは逃したがファステストラップも記録し全ラップリーダーで優勝。

前回優勝の牧野選手は不参加ながら、昨年の日本一決定戦3位で鈴鹿の第2戦で優勝している河野選手、筑波シリーズ開幕戦で優勝している高橋選手、昨年の富士シリーズチャンピオン太田選手がエントリー 。

2~3年S-FJに出場している経験豊かな選手にデビュー2戦目の選手達が挑む事となった。

予選はトップから5位太田選手までが2秒台という好タイムで僅差に実力者が犇めく中里見選手がポールポジションを獲得。予選2番手の篠原選手は自己ベストで1~3セクターをまとめていた周のビクトリーコーナーでスピン。トップタイムを失うことになったが僅差の2番手に留まった。3番手は手塚祐弥選手、スーパーカーのラバーが乗りハイグリップになった路面を読んだが僅かにタイムは及ばなかった。

決勝はスタートで篠原選手がトップに立ちホールショットを奪う。

二番手以降は団子状態。至る所で3ワイドの激しいバトルが見られた。里見選手、手塚選手、高橋選手のバトルから抜け出たのは高橋選手。トップを行く篠原選手を追いかけ少しづつ間を詰めていく。

3番手には里見選手前を行く2台を追うが徐々に離れていく。

4番手争いに太田選手、河野選手、片桐選手も加わって各コーナーでポジションを変える。S字コーナーでも3台並ぶなど激しい攻防が続いた。この激しいバトルの中心に居た手塚選手がタイヤを酷使してしまったか?集団から後れ始める。

レース中盤には高橋選手がトップ篠原選手の背後に迫り、スリップが効く間合いにまで近づいた。しかし、篠原選手がこのレースのファステストラップを記録しながらペースを上げ後続を引き離し、2秒以上のリードを築いてトップチェッカー。

河野選手、太田選手が4位5位をキープ。片桐選手が6番手に、ここは経験の差が感じられた。序盤激戦の中で3番手争いをしていた手塚選手は8位まで順位を下げ悔しさを滲ませていた。

あれだけ激しいバトルが続いたレースだったが接触リタイアする選手は一人も無く、アベレージタイムも速く、非常にレベルの高いレースとなった。

参戦する選手にとっては「厳しい年」かも知れないが、切磋琢磨して伸びて行って欲しいと思う。

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第2戦
公式予選正式結果 2014.4.13 Fine/Dry もてぎフルコース 上位10台抜粋
1 62 里見乃亜 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 2.02.600
2 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 2.02.683
3 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP・ED 2.02.763
4 18 高橋響太 IDI・ROMANTECミスト 2.02.772
5 37 太田達也 メイクウィナーアルビ岩本ED 2.02.932
6 6 片桐瑞貴 ZAP SPEED ED 2.03.065
7 3 河野駿佑 グッドスマイルレーシング10V 2.03.155
8 27 堤 優威 B-MAX RACING RD10V 2.03.309
9 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 2.03.515
10 14 長島大輝 ZAP・F109・ED 2.03.875

 

2014 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第2戦
決勝正式結果  2014.4.13   Fine/Dry    10Laps
1 2 篠原拓朗 ZAP SPEED ED 20.44.453
2 18 高橋響太 IDI・ROMANTECミスト 20.46.795
3 62 里見乃亜 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 20.49.679
4 3 河野駿佑 グッドスマイルレーシング10V 20.52.407
5 37 太田達也 メイクウィナーアルビ岩本ED 20.53.003
6 6 片桐瑞貴 ZAP SPEED ED 20.54.691
7 63 武村和希 ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC 20.58.822
8 75 手塚祐弥 オールドタイマーZAP・ED 20.59.935
9 48 富田竜一郞 Snap-on DIJON-ED 21.02.568
10 10 加納亨介 ZAPオミッターズ10V★ED 21.08.288
BL:No.2 篠原 拓朗 ZAP SPEED ED 2.03.307 7/10 140.18km/h
 優勝:篠原拓朗選手コメント

今回のレースは予選直後から決勝への自信が持てていたので、あまり気負うこと無く楽しくレースが出来たのが良かったです。また、課題である決勝でのスタートを上手く決められた事と一度追いつかれたところで焦らずに自分の走りを取り戻せたことが勝因だと思います。

反省点に関しては、予選での開幕戦と同じミス、決勝での前半の風の読みとミスの多さなど、まだまだ課題はたくさんあるのでそれを克服してこの勢いを保ってどんどん優勝を狙っていきます。

応援ありがとうございました。これからも優勝、そしてチャンピオンを狙っていきますので応援宜しくお願いいたします。

篠原拓朗選手