4月19日(土) 9時2分 予選スタート
天候:曇 コース:ドライ 気温:11℃ 湿度:66% 路温:9℃
先にコースインした5台の集団がトップ争いを展開。41号車今井選手がトップタイムをマークすると、88号車Takashi選手、22号車赤堀選手がトップ3を形成し時間が経過していく。
予選も後半に差し掛かったところで37号車大久保選手が3番手タイムをマークすると、残り5分で大久保選手が更に自身のタイムを更新し2番手タイムをマーク。直後、そのすぐ後ろを走っていたTakashi選手が一気にトップタイムをマーク、ポールポジション獲得に大きく前進する。しかし、最後のアタックとなるラップで今井選手が再びトップタイムを更新し、見事ポールポジションを獲得した。
結局大久保選手は3番手、草野選手は10番手、長谷川選手は11番手、神村選手はギヤトラブルにより12番手スタートとなった。
4月19日(日) 13時58分 決勝スタート
天候:小雨 コース:セミウェット 気温:10℃ 湿度:63% 路温:11℃
3番グリッドスタートの大久保選手が抜群のスタートを切り、フロントローの今井選手とTakashi選手の間に入ってトップに浮上、1コーナーに進入していく。しかし、1コーナーで曲がり切れずにオーバーラン。4番手に落ちてしまい、代わって今井選手がトップに立ち、後続を引き離してゆく。オープニングラップを終えてトップは今井選手、2番手に赤堀選手、3番手にTakashi選手、以下富田選手、神村選手、長谷川選手と続いていく。
2周目コカコーラコーナーで4番手富田選手がスピン、4位、5位に神村選手、長谷川選手が浮上する。しばらく1〜3位が等間隔で走り、少し離れて神村選手が続いていく体制となるも、2番手赤堀選手がトップとの差を少しずつ縮めていく。そして5周目のアドバンコーナーでついに真後ろにつき、射程圏に捉えたことでその後再三揺さぶりをかけていくが、トップの今井選手が何とかブロックしポジションをキープする。
6周目、ダンロップコーナーでのブレーキング勝負で赤堀選手がアウトから横に並んでコーナーに入ると、立ち上がりで今井選手をかわしてついにトップを奪取。しかし、ずっとプレッシャーを掛けられていた今井選手だったが、トップを奪われた後も必死に喰らいつきなかなか離されない。
すると11周目、今井選手がポジションを奪い返しトップに浮上、赤堀選手を振り切り富士シリーズ開幕戦を制した。
大久保選手がその後全体で2番目のラップタイムをマークするなど追い上げを見せ、最後尾から6位入賞を果たした。
いったんは5位を走行していた長谷川選手だったが、5周目に2つポジションを落として7番手に後退。その後は他車のミスもあって2つポジションを上げることに成功し、デビューレースで見事5位入賞を達成した。
同じくデビューレースとなった草野選手は8位完走を果たした。