2015スーパーFJ 富士シリーズ第5戦

10月31日(土) 予選 11月1日(日) 決勝
富士スピードウェイ 1LAP=4.563km 出走:15台

10月31日(土) 9時35分予選スタート
天候:曇り コース:ドライ 気温:15℃ 湿度:48% 路温:13℃
シリーズランキングトップの深村選手は3周目にコカ・コーラコーナーでスピンしコースオフ、タイヤを汚してしまう。これにより予選の作戦が崩れ、単独走行が続きスリップストリームを使えないためタイムが伸びない。また、終始車にジャダが発生してしまいペース自体が上がらず5番手にとどまった。
ポールポジションは大湯選手が獲得、2番手に山田選手が続いた。逆転でのシリーズチャンピオン獲得には優勝が絶対条件となる小松選手は3番グリッドから決勝を迎える。

11月1日(日) 9時49分決勝スタート
天候:晴れ コース:ドライ 気温:13℃ 湿度:52% 路温:15℃
他選手に関係なく10位以内でフィニッシュすればシリーズチャンピオンが決まる深村選手だったが、スタートで10番手の選手がフライングしそのまま加速、1コーナー進入で7番手スタートの選手に追突すると、その後、5番手にいた深村選手に追突し深村選手はマシンが若干浮くほど飛び上がりランオフエリアに弾き出されてしまう。その後、コースに復帰し自力でピットに戻ったものの、マシンリヤに深刻なダメージを負いレース続行は不可能となりリタイヤを喫した。そのため、シリーズチャンピオン獲得には、シリーズランキング2位の小松圭佑選手が2位以下でチェッカーを受ける必要があり、後はレースを見守るしかなかったが、小松選手が3位でフィニッシュしたため見事シリーズチャンピオンを獲得。チームとしては参戦した東北シリーズ、富士シリーズいずれもシリーズチャンピオンを獲ることとなった。
レースは2番手スタートの山田選手が逆転で今季初優勝。ポールの大湯選手が2位でチェッカーを受け、小松選手は3位でフィニッシュし、シリーズランキング2位が確定した。
草野選手はスタート直後の深村選手を含むクラッシュの混乱を避けるために1コーナーで外まで飛び出したため、一気に13番手にポジションダウン。その後は1台ずつ仕留めていき6台をオーバーテイク。入賞を目指し懸命の走りを見せるが、序盤の後退が大きく響き、7位でフィニッシュした。
横江選手はバトルを展開しながら11位でチェッカー。志垣選手は無事に初レースを完走し13位となった。